【C95】ニコンZ7とフジX-Pro2を使い3日間いろんなレンズでコスプレを撮影してきた【作例】

2019/01/2  by だい

こんにちわ、オタクライターだいです。新年あけましておめでとうございます。

さて、2018年末の3日間、コミックマーケット95(コミケ)が開催されました。筆者は3日間、平成最後を彩るコスプレイヤーたちを撮影してきましたよ!

筆者の持論なのですが、コミケは日本最大級のコスプレイベントでもあり、かついろんなカメラやレンズ、その他機材を試せるチャンスでもあると思っています。そう考えていた筆者は、3日間すべてカメラ装備を変更して撮影に挑みました。掲載する写真はJPG撮って出しです。

コミケ1日目 ニコンZ7の純正装備に人気のラウンドフラッシュで挑む

コミケの1日目は、ニコンフルサイズミラーレスZ7を使用しました。Z7もZ6も前回のコミケの後に発売されているので、ニコンのフルサイズミラーレスが使われるコミケは今回が初めてになります。

コミケ1日目では、Z7に純正Zマウントレンズ2種、そしてコスプレ撮影で人気のラウンドフラッシュリング・リングフラッシュソフトボックスを使いました。ラウンドフラッシュリングは初めての使用です。

まずはZ7にNIKKOR Z 50mm f/1.8 Sを装着して撮影。今まで何度か使ってきましたが、コスプレ撮影でたっぷりと使えたのは今回が初めてです。AFの速さと静かさは本当に良くて、Z7のタッチパネルを使ったピント合わせだと、とにかく楽です。

C95 コミックマーケット
Z7,NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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Z7,NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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Z7,NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

そしてこちらは、ラウンドフラッシュリングを使用して撮影。実は今まで「威圧感ある」と勝手に思っていて避けていたのですが、拡散力と光量の調整がしやすくて、とても良いですね。不満点も感じたのですが、後に別記事にてレビューで書きたいなと思います。

C95 コミックマーケット
Z7,NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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Z7,NIKKOR Z 50mm f/1.8 S



Z7の常用レンズとして使用しているNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sです。コスプレ撮影において、どうしてもボケ味が欲しくなる場面が多々あるのですが、逆を言えば背景を活かしたい場面などボケ味をこだわらない場面などではかなり重宝しますね。

C95 コミックマーケット
Z7,NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

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Z7,NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

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Z7,NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

ただ、ラウンドフラッシュリングの特性上、ズームさせるときにボックスが邪魔と感じて、あまり相性は良くないかなと感じました。ラウンドフラッシュリングを使うなら、単焦点かな……。

コミケ2日目 富士フイルムのカメラで撮影

コミケ2日目は、富士フイルムX-Pro2と2つのレンズで撮影に挑みました。

まずはX-Pro2にTouit 32mm F1.8を装着して撮影。JPG撮って出しの仕上がりと、見た目のクラシカル感ある感じで個人的に一番気に入っているカメラの組み合わせです。ストロボは使っていないのですが、使わないほうが色味が良かったりする場面も多いです。

C95 コミックマーケット
X-Pro2,Touit 32mm F1.8

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X-Pro2,Touit 32mm F1.8

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X-Pro2,Touit 32mm F1.8

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X-Pro2,Touit 32mm F1.8

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X-Pro2,Touit 32mm F1.8



そして次は、XF50-140mmF2.8 R LM OIS WRです。実は最近使う機会がなくて、「コスプレ撮影で大きな囲みが発生するから……」と思い、約1キロの望遠レンズを嫌々持ってきた部分はあるのですが……ごめんなさい、こんなに素敵なレンズだったんだと、購入して1年以上経ってようやく気付かされました。

C95 コミックマーケット
X-Pro2,XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR

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X-Pro2,XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR

C95 コミックマーケット
X-Pro2,XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR

C95 コミックマーケット
X-Pro2,XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR

C95 コミックマーケット
X-Pro2,XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR

まず感じたのは、AFの正確さと速さ。こんなにAFの性能高かったの? と感じるほど機敏に動いてくれました。そしてレンズ側の手ブレ補正も強くて、ブレのミスがほとんどありませんでした。X-Pro2でこれだけ感動したので、X-T3など次世代の富士フイルムのカメラを使えば、もっとすごいかもしれません。

ボケも開放F2.8で撮影していますが、キレイですね。どうして今までこのレンズ使ってなかったんでしょうか……。2019年は考えを改めたいと思います。

コミケ3日目 Z7にシグマのレンズを付ける

コミケ3日目は、Z7にマウントアダプターFTZを使い、Fマウント用のシグマ単焦点35mm F1.4 DG HSMを装着して撮影に挑みました。D610やD850を多用していたときは常に愛用していたレンズですが、Z7との相性は!?

C95 コミックマーケット
Z7,FTZ,35mm F1.4 DG HSM

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Z7,FTZ,35mm F1.4 DG HSM

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Z7,FTZ,35mm F1.4 DG HSM

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Z7,FTZ,35mm F1.4 DG HSM

AFは速く正確で、それほど重くもないので撮影はしやすいと思います。さすがはシグマのArtシリーズなだけあって、解像度も十分。ただ純正NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sと比べると、被写体のクッキリ感やAF性能など、ボケ感以外はどうしても劣っているんじゃないかと感じてしまう場面も多かったです(焦点距離が違うのであくまで感覚の話ですが……)。

不満があるというよりも、Zマウントの純正レンズの性能がすごいと言うべきでしょうか。ニコンがZマウント用のF1.4クラスの単焦点レンズを出してくれたら、迷わず飛びつくと思います。ただ、シグマがZマウント対応レンズを出してくれれば、もしかしたら評価は変わるかもしれません。

まとめ

コミケ3日間、様々なカメラとレンズの組み合わせで撮影してみました。個人的に評価が上がったのが、NIKKOR Z 50mm f/1.8 SXF50-140mmF2.8 R LM OIS WRの2つのレンズです。少なくとも人物撮影では2019年にガンガン使っていきたいと思いました。

だい

コスプレからフィギュア、痛車、さらにはステージイベントなど自称日本一オタクベイントの取材を行うライター。年間100件以上のイベント取材、海外へは月1ペースで行っています。
愛用カメラは富士フイルムとニコン。
Twitter: https://twitter.com/nandakaomo
サイト: http://zakuzaku911.com/

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