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【CP+2018】美人コンパニオンを撮影してきた
2018/03/5 by 編集部 ともりん
どうもー! Camoor編集部 ともりんです。2018年4月5日(木)、東京銀座の東急プラザ銀座6F“キリコラウンジ”にて開催された「Love Nippon! 江戸切子桜祭り2018」プレスプレビューにお邪魔してきました。美しい硝子細工の写真を撮影してきましたので公開します。
みなさん、“江戸切子”をご存知ですか? 私は“人名”と勘違いしており、同行カメラマンの田中正清先生を固まらせてしまいました。江戸切子は“エドキリコ”と読み、江戸時代後期より江戸(現在の東京)で始まった日本の伝統硝子細工です。
1834年、江戸大伝馬町のビードロ屋加賀屋久兵衛が、金剛砂を用いてガラスの表面に彫刻したのが、今日に伝わる江戸切子のはじまりと伝えられています。明治時代に入ってヨーロッパのカットグラス技法が導入され、現代に伝わえる江戸切子として発展していきます。1985年に東京都の伝統工芸品に指定、2002年には国の伝統的工芸品にも指定されました。
“キリコラウンジ”の入居する東急プラザ銀座さんの外観は江戸切子をモチーフにデザインされています。
キリコラウンジ内観も江戸切子モチーフで繊細な世界観を楽しめます。
「Love Nippon! 江戸切子桜祭り2018」では、職人渾身新作33作品の展示・販売を行う他、ワークショップや江戸切子と日本酒の販売、隣接するラウンジ「数寄屋橋茶房」と江戸切子で頂く限定コラボメニューの展開などを行っています。筆者の気になった江戸切子はこちら。
プレスプレビュー日は、江戸切子新作展の受賞作発表および表彰がありました。
細小路 圭さん
根本 達也さん
江戸切子新作展は、江戸切子協同組合主催の伝統工芸江戸切子職人による新作作品、コンテンスト出品作品が一堂に会する展示会です。
1985年に江戸切子が東京都伝統工芸品に指定されたことを記念し、職人らの技術向上等を目的として1989年よりはじまりました。
受賞作品を紹介します。
1.経済産業省製造産業局長賞 藍菊平鉢 細小路 圭さん作
2.経済産業省関東経済産業局長賞 桜文飾皿 根本 達也さん作
3.東京都知事賞 らせんこう 島田 佳学さん作
4.江東区長賞 BRILLIANCE 北白 聡志さん作
5.東京都産業労働局長賞 MINAMO 鍋谷 淳一さん作
6.江東区議会議長賞 絢 澤口 智樹さん作
7.江東区優良賞 憧れ 根本 幹大さん作
8.グラスウェアータイムス社 奨励賞 陽光 山田のゆりさん作
9.江戸切子親善大使坂崎賞 深海へ 中宮 涼子さん作
10.組合理事長賞 今朝の冬 堀江 愛子さん作
特別賞 東急プラザ銀座賞 生命の根 奥波羅 幹典さん作
特別賞 藤巻百貨店賞 草原を飛ぶギンヤンマ 但野 英芳さん作
いかがでしたか? 江戸切子の世界。筆者、イベント最後にはすっかり江戸切子に惚れ込んでいました。ダイヤモンドのように輝く花器や、線の細い模様、華やかな色彩の器など。「欲しい!」と思ったのですが、江戸切子は高級品。いくつも100万円を超える作品があります。
展示品は触ることはできないのですが、日本酒試飲で“江戸切子”に触れる機会がありました。
緊張で手が震えます。ガラスの縁に唇を当てると滑らかな感触が。今までに体験したことのない世界です。職人さんの丹精が込められた江戸切子作品でいただく日本酒の味は格別。
本イベントは本日2018年4月6日(金)〜4月8日(日)までの3日間開催しています。この期間中であれば、「数寄屋橋茶房」にて江戸切子に注がれた日本酒を楽しめます。この週末、東急プラザ銀座6F“キリコラウンジ”で伝統ある硝子細工の世界を覗いてみませんか?
関東中心に主にインタビュー、建物の撮影をしています。
Webディレクター兼編集者、たまにライター。愛機はSONY α7Ⅱ。ミラーレスなのにフルサイズ機なところがお気に入り。
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