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極上のカメラに出会えた!Z7とZマウントレンズ、マウントアダプターFTZ+Fマウントレンズレビュー
2018/09/3 by だい
ついにこのときが来ました……! 歴史的な新製品に、ついに触れることができました……!
9月1日に東京・ベルサール渋谷ファーストB1Fホールにて、株式会社ニコンイメージングジャパンによる「ニコンファンミーティング2018」が開催されました。全国7都市にて開催されるイベントの最初のイベントです。
「ニコンファンミーティング」ですが、今回は今までとは一味違います。2018年8月23日に発表され話題となったニコンのフルレイズミラーレスカメラ・ニコンZ7(Zマウントカメラ)が公の場でついに公開なのです!
長くニコンを愛し、現在D850を主力に使っている筆者、ついにZ7を試してきました。D850と比較しながら、ハンズオンレビューをしたいと思います。
Z7作例はこちらからどうぞ
極上のカメラに出会えた!Z7とZマウントレンズ、マウントアダプターFTZ+Fマウントレンズレビュー
Z7を早速レビューします。
まずはホールド感や周りのボタンなどを確認。“直感的な操作を可能にする、ニコンならではのエルゴノミクスデザイン”と公式が発表しているだけあって、操作感はすごく良く感じました。D850の操作をよりやりやすくした感じですかね。スタッフの人に「操作に慣れていますね」と言われましたが、おそらくD850を触ったことがある人なら、すぐに使いこなせると思います。
ただ、持ちやすさは想像通りだったかも。気持ち、小指がちょっとだけはみ出す感じがしました。予想以上の持ちやすさだったら、さらに感動したのですが……でも、いいです。
今回取材で持ってきたD850とサイズ比較をしてみました。Z7の装着レンズはNIKKOR Z 35mm f/1.8 S。見て分かると思いますが、小さくなっています。しかし小さすぎるというわけではないので、持ちやすさは十分あります。
こちらはNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sを装着したときの比較です。D850にはタムロンSP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2を装着していて、F値が違うので比較するには難しいですが、軽くて持ちやすいのは格段にZ7の組み合わせでした。
Z7発表時に賛否両論だった記録媒体がXQDカードのみという仕様ですが、その結果スッキリとしたデザインになったのかなと思うと、これでも良かったのではないかと思いました。まあ、XQDカードは高いですけどね……。
液晶モニターで被写体が見れるライブビューですが、D850と比べると格段によくなっている印象を受けました。ピント合わせや動作の機敏さもそうですが、何よりD850以上に軽くなっているので、撮影がかなり楽になったかと思います。
Z7のメニュー画面です。メニュー項目の順序が違っている部分もありますが、基本的にはD850と同じ(ニコン一眼レフと同じ)ですね。タッチパネルで移動できる部分はD850と同じなので、メニュー選択はしやすいです。
チルト式モニターを採用しているZ7ですが、Z7のモニターはあまり倒せません。カメラを持ち上げて撮影することが多い筆者としては、ここは地味に痛い部分かなと感じました。逆方向へは90度くらい可動したので、下からの撮影には問題ないと思います。
ワイヤレスリモートコントローラー WR-R10も装着可能です。ただ10ピンターミナルは搭載していないので、カメラ側面に挿して使うしかないですね。撮影する分にはそれほど問題なさそうですが、外れてしまって紛失する心配がちょっと出てきました……。
カメラ側面には、USB-Cのインターフェイスあり。ここからUSBでの充電が可能ですが、バッテリーはEN-EL15bのみ対応なので注意とのことです(EN-EL15aは使うことはできるがUSB充電はできない)。また、基本ACアダプターでの充電で、モバイルバッテリーからの充電が可能か聞くと、難しいかも……と説明されました。ただここはやってみないと分からないですね。
ほか、連写をしたりマウントアダプターFTZを使ってFマウントレンズを使ってみました感想として
・読み込みや書き出しが早い(XQD+SDのD850が遅すぎてイライラするくらい)
・マウントアダプターを使ったけどめちゃくちゃAFが早い(AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G仕様時)
が魅力的だと感じました。連写時に撮影ストップになるということはなくて、Z7使用後にD850を使っていたらイライラしちゃうくらいでした。あと、タムロンやシグマのようなFマウントのサードパーティーレンズを使ってみたかったのですが、できなかったです……。
会場では、Z7の体験コーナーがどこも大混雑に。Z7はかなり注目を集めていると感じました。
「ニコンファンミーティング」では、Z7で撮影した写真をデータで受け取ることができたので、別記事で撮影写真のレビューをしたいと思います。
実機で試すことはできなかったのですが、2019年以降発売を予定しているニコンZマウントのレンズが展示されていました。
開放F値0.95の標準単焦点マニュアルフォーカスレンズ・NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct。非常に大きいと聞いていましたが、想像していた以上の大きさではなかった印象です。とはいえ、重そう……。
大三元F2.8通しのZマウントレンズ24-70mm f/2.8。もちろん大きいのですが、FマウントレンズAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRと比べると短く、今回持ってきたタムロンSP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2と比較しても大きさは同じ。筆者はNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sを購入予定ですが、正直24-70mm f/2.8が出たら手を出してしまいそう……。
きたーーー!Zマウント用の24-70f2.8が展示されてた!思ったより小さいかも!(タムロンf2.8通しと強引にサイズ比較)#ニコンファンミーティング2018 #ニコン #ニコンファンミーティング pic.twitter.com/nqZdb7XLiV
— だい@なんだかおもしろい (@nandakaomo) 2018年9月1日
超広角で14mmスタートのレンズとしては、かなり小さくて使いやすそうな感じがします。またフィルターもつけられそうなので、かなり楽しみ……! 今すぐにでも欲しいレンズですね。
これらはまだモックアップで、発売時期や価格などは発表されていませんが、購買意欲そそる素晴らしいレンズだと思います。
Z7のほか、“125倍ズーム・望遠端3,000mm相当”で話題となったレンズ一体型デジタルカメラ・COOLPIX P1000も登場しました。Z7より大きなボディですが、その実力は本物。P1000から20メートルくらい? 離れた場所にある視力検査表の一番下の画像も確認できるほど、ズームがすさまじかったです。
P1000というカメラおかしすぎだろ#ニコンファンミーティング #ニコン pic.twitter.com/ysDU8Shxjx
— だい@なんだかおもしろい (@nandakaomo) 2018年9月1日
Z7作例はこちらからどうぞ
極上のカメラに出会えた!Z7とZマウントレンズ、マウントアダプターFTZ+Fマウントレンズレビュー
コスプレからフィギュア、痛車、さらにはステージイベントなど自称日本一オタクベイントの取材を行うライター。年間100件以上のイベント取材、海外へは月1ペースで行っています。
愛用カメラは富士フイルムとニコン。
Twitter: https://twitter.com/nandakaomo
サイト: http://zakuzaku911.com/
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