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【ニコンZ7レビュー】外観や機能、他社レンズ動作チェックまで2時間みっちりチェック
2018/09/28 by だい
こんにちわ、オタクライターのだいです。
発売日に速攻で入手したニコンZ7。開封の儀から外観、機能などのレビューを行いました。ワクワクしながらレビューを書きました。
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そんなZ7を、イベント取材で使用しました。2日間で1000枚以上撮影しましたが、この2日間で感じた、メリットとデメリットを作例ととにお届けしたいと思います。写真はすべてZ7とNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sのレンズキット装備です。
Z7は高感度に強いです。正確には、ニコンD850と同等と感じました。
関連記事:【実写編】Nikon D850 レビュー 十分過ぎる高感度を体感
ISO 6400
ISO 8000
ISO 8000
ISO 6400〜8000であれば、筆者なら問題なく使います。
ISO 8000
ISO 25600
ISO 25600でも撮影してみました。さすがにノイズは出ますが、ディティールは再現できていると思います。
D850と同等であると考えた場合、ボディ内手ブレ補正のあるZ7のほうが、手持ち撮影においてかなり優位なのではないかと思います。
「タムロンの大三元標準ズームレンズが使えない……」という情報をキャッチしていて、F2.8通しのレンズが出るまで使えばいいか……という思いでNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sとのレンズキットを購入したのですが、これはかなり優秀でした。ニコンが究極の光学性能を追求するシリーズ「S-Line」に属するだけあって、素晴らしいです。
イベント取材のため訪れた台湾・台北の街並みを撮影しました。
拡大してみましたが、立体感が出てますね。これがF4通しのキットレンズであると考えたら、Z7とともに揃えないとダメって言い切っちゃいたくなります。
ほか、台北オタクロード(台北駅の地下街)にあった美少女キャラのパネルも撮影してみました。ちょっと暗いですが……。
台湾のイベントでコスプレイヤーを何人か撮影しました。
撮って出しでもキレイに撮影できていると個人的には思います。デメリットで書きますが、ストロボがまだうまく使いこなせていない部分があるので、そこが今後の課題かな、と。あとは地下でいろんな光が飛び交う環境なので、野外での撮影とかもしてみないといけませんね。
ただ、Z7の場合はD850と比べて軽く、とにかく撮影がラクです。また顔認識AFもあるので、ピント合わせもしやすいです。現状では人物撮影であればD850よりもZ7で撮影したいなぁ、と感じました。
D850にもあるディスプレイのタッチパネル対応ですが、タッチパネルの感度は明らかにZ7のほうが上に感じます。特にタッチパネルで選んだときのAFの速さが異常と感じるほどでした。
ニコン公式では、Z7の撮影可能コマ数はファインダーのみ使用で約330コマ、画像モニターのみ使用で約400コマとのことですが、筆者が使った感じでは、画像モニターのみ使用で700枚近く撮影できました。これはかなり大きいんじゃないかと思います。
Z7はUSB-C規格の端子があるので、カメラボディとつないで直接PCへ画像転送ができます。XQDカードのみのシングルスロットが一つのデメリットだと思っていましたが、これで画像転送ができるのであれば無理してXQDカードリーダーを使う必要はないかと思います。ただ、XQDカードリーダーを使ったときよりも少々転送速度は遅いです。
D850にもあったiボタンですが、Z7はより使いやすくなっています。また自由にカスタマイズもできるので、重要な要素をここに入れれば、カンタンに設定変更ができるのがとてもいいですね。
カスタムボタンでの設定も、もちろんできます。ただしD850よりも設定ボタンが減っているので、個人的にはiボタンの使用頻度がかなり高まります。
主に純正ストロボSB-5000をワイヤレスで使い場合に、ワイヤレスリモートコントローラーWR-R10を使っているのですが、その差込口が側面にあるので、手持ち撮影をしていると邪魔です。WR用変換アダプター WR-A10が装着できれば良かったのですが……。
XQDカードのみのシングルスロットでしか保存ができない上に、Z7は4500万画素でファイルサイズが大きくなってしまいます。そのためRAWとjpeg保存すると、想像していたよりも早く容量を使ってしまうかもしれません。
所詮1000枚、まだまだ撮影枚数は少ないですし、触って1週間も経っていませんが、購入してから3日間で感じたメリットとデメリットを書いてみました。
正直、ストロボ使用時にちょっと悩むところがありますが、基本的には大満足です。というか、レンズキットのクオリティ高すぎないか!?
次は、もっと細かな部分でレビューを書きたいと思います。
コスプレからフィギュア、痛車、さらにはステージイベントなど自称日本一オタクベイントの取材を行うライター。年間100件以上のイベント取材、海外へは月1ペースで行っています。
愛用カメラは富士フイルムとニコン。
Twitter: https://twitter.com/nandakaomo
サイト: http://zakuzaku911.com/
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