- コラム
【桜2018】シアトル・ワシントン大学の桜広場 アメリカ屈指の桜スポットを富士フイルムX-Pro2で撮影
2018/04/4 by だい
こんばんわ、オタクライターのだいです。突然ですが、みなさんは観光のときにどんなカメラを使いますか?
これから本格的にカメラを始めたいという方によく聞かれることが多い質問です。最も重視してほしいのは、カメラショップでとにかくいろいろ触ってみて、フィーリングの合ったカメラを見つけることだと思います。しかし、いろいろ触ってみても中々決まらない場合もあります。そこで、筆者が観光でオススメしたいカメラを紹介することにします。
富士フイルムのミラーレスカメラ、オススメですよ!
富士フイルム「X-Pro2」と「X-T2」の2台持ちの筆者ですが、どうして富士フイルムのミラーレスカメラをオススメしたいのか……そして、オススメの組み合わせなどもまとめてみました。
観光の上で、コンパクトは正義です。小さくて軽いということは、それだけ移動の負担も減りますし、いろんなアングルからの撮影も気軽にできるようになります。
一眼レフのフルサイズカメラ&大三元ズームレンズのセットの場合、2キロ近くになることが多いのですが、同じ条件の富士フイルムミラーレスカメラであれば1キロ以下に抑えられます。筆者は、人が多い場所では片手持ちで撮影することが多いですが、フルサイズカメラは数時間ですぐに疲れます。
オススメのズームレンズは、レンズキットにもなっている標準ズームレンズ「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」。レンズキットでありながらキレイな写真が撮れることに加えて、軽くて手ブレ補正機能もついているので、評判は高いです。フラッグシップモデルの「XF16-55mmF2.8 R LM WR」もオススメしたいですが、約650gと思いのがちょっと難点。
X-T2+XF16-55mmF2.8 R LM WR
カメラメーカーによって、それぞれに色があるのですが、その中でも富士フイルムは「発色が良い」と言われています。特に肌色については評判が高いです。
筆者もですが、「X-Pro2」と「X-T2」が発売された2016年に、他社メーカーのカメラを持つ人が富士フイルムを購入する人が多かった(と聞いています)。AFの遅さから購入を断念した人もいたのですが、最近の富士フイルムは十分すぎるAF速度を持つようになったので、撮影する分には全く苦になりません。
X-Pro2+XF23mmF1.4 R
友達のドイツ人を撮影してみました。感度はISO1600ですが、ノイズはそこまで気になりません。
主観の部分が大きいので、人によっては違うという人もいると思いますが……富士フイルムのミラーレスカメラはカッコイイです。
オシャレさを感じるカメラを使うと、観光で使うときに撮影のモチベーションが上がると考えています。筆者は「X-Pro2」を丸紐でつけてちょっとしたオシャレ感を出して使っていますが、大きなカメラではないので周りへ威圧感も与えることなく、それでいてキレイな写真が撮れます。カメラと一緒に写真を撮ってもらっても、オシャレ感が出ます。あくまで筆者の持論ですが。
「X-T2」と「X-Pro2」には、オリエンタルホビーにて販売している「J.B. Camera Designs」専用グリップ付きカメラベースを装着して、持ちやすさとクラシカルさをアップ。さらにレリーズボタンもつけてちょっとしたオシャレカスタマイズ。
「X-Pro2」のストラップには、ライカなどクラシックカメラを扱う「ルミエール カメラ」にて、丸紐ストラップを購入しました。手に巻き付けやすくて実用性も高いです。
富士フイルムのXマウントレンズは、単焦点レンズが充実しています。
単焦点レンズはズームができないので観光向けではない気もしますが、ボケを活かした写真を撮影したいときや、暗い場所での撮影に効果を発揮します。基本的にはズームレンズを利用して、ちょっと凝った写真を撮りたい場合は単焦点レンズを使うと、撮影が楽しくなります。
筆者オススメのレンズは「XF23mmF2 R WR」。わずか180gという軽さで持ち運びが楽で、さらに広角レンズに位置するので、このレンズ1本で様々なシーンで活躍できます。防塵防滴かつ-10℃の耐低温構造のため、多少過酷な場面でも使えるのがいいですね。
観光しつつ人物も撮影することがある……という場合は、少し値段が高くなりますが、同じ画角でさらに明るい「XF23mmF1.4 R」もオススメします。
富士フイルムのミラーレスカメラ「Xシリーズ」最小かつ最軽量の最新カメラです。Bluetooth®を使ったワイヤレス通信によって、スマホへの写真転送がとても楽に行えます。画質についても、富士フイルムのフラッグシップモデルである「X-Pro2」と「X-T2」と同じ画素数&センサーのため、キレイな発色を楽しめます。
こちらも軽量ボディが特徴のミラーレスカメラです。フラッグシップモデル「X-T2」の弟分で、シャッタースピードなどで差はありますが、「X-E3」と同じく画素数やセンサーは同じです。
「X-E3」と「X-T20」は、ボディのみでどちらも実売価格10万円を下回りします。レンズキットの場合は10万円を超えますが、オススメのズームレンズ「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」がついてきます。
もしレンズを含めて10万円以内で抑えたい場合は、前モデルである「X-Pro1」や「X-T1」「X-T10」「X-E2」なども検討してみてはいかがでしょうか。ただし前モデルの場合はAFがやや遅いと感じるかもしれません(「X-Pro2」から格段に早くなった印象があります)。
2012年2月に発売された、富士フイルム初となるミラーレスタイプです。AFのスピードなど最新カメラと機能面で弱い部分はありますが、1630万画素かつキレイな写真を撮影できます。中古市場では本体のみで3万円台もあって非常に安いです。
ここ最近はニコン「D850」を使うことが多い筆者ですが、観光をメインに使うのであれば富士フイルムのミラーレスカメラをオススメします。
実は最近、イギリス人の友達にオススメカメラを質問されました。全力で富士フイルムのミラーレスカメラを紹介したところ、デザインの良さから富士フイルム「X-T20」を購入。まだそれほど使っていないみたいですが、今後帰省したときなどで使いたいと心躍らせていました。
関連記事:X-T2とX-Pro2の2台持ちで挑む取材ライター ニコンから富士フイルムへ移行したワケは?
コスプレからフィギュア、痛車、さらにはステージイベントなど自称日本一オタクベイントの取材を行うライター。年間100件以上のイベント取材、海外へは月1ペースで行っています。
愛用カメラは富士フイルムとニコン。
Twitter: https://twitter.com/nandakaomo
サイト: http://zakuzaku911.com/
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