- コラム
【実写編】Nikon D850 レビュー 早朝の富士山を激写
2017/09/19 by だい
こんにちわ、オタクイベントライター・だいです。
ニコンの人気高画素機「D850」。の実写レビュー第1弾では早朝の富士山を撮影してきましたが、第2弾では夕方・夜の富士山などを撮影してきました。
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D850+SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2, ISO1250 24mm f/4.5 1/80秒 lightroomで現像
今回、「D850」のテストをするために訪れたのは、静岡県静岡市清水区にある薩た峠です。富士山と駿河湾の両方を見見渡せ、さらに富士市の街並みと東名高速道路もまとめて確認できる静岡を代表する撮影スポットとなっています。
実は昔ながらの街並みが大好きな筆者で、かつて重要伝統的建造物群保存地区のほとんどを巡ったことのあります。薩た峠の近くには由比宿や興津宿と歴史あふれる場所の近くにあるので、富士山や駿河湾だけでなく、街並みも楽しめる最高のスポットだと思います。
D850+SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2, ISO1250 24mm f/4.5 1/80秒 lightroomで現像
ちなみに上記写真は薩た峠の展望台の途中の道を撮影しました。ISO1250で撮影したところ画質に何も問題ありません。とは言え、おそらく最近のカメラであればISO1600までは問題なく撮影できると思いますが……。
D850+SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2, ISO1250 52mm f/4.5 1/80秒 lightroomで現像
富士山、駿河湾、街並みと東名高速道路、手前には松の木もあって、「これぞ日本!」という光景を見ることができます。もちろんこのまま撮影しても非常に美しいのですが、個人的には太陽が沈みライトアップが見えてくる時間帯がベストだと思っています。
D850+SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2, ISO200 56mm f/10 20秒 lightroomで現像
わずかな夕焼け、そして駿河湾沿いで光る街並み、眼下には国道を走る車の明かり。シャッタースピードを遅くし撮影することで見ることのできる車の光跡が、非常に美しいです。雲で富士山が隠れているのが残念です……。
D850+SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2, ISO12800 24mm f/2.8 1/10秒 lightroomで現像
さて、今回「D850」のテストで一番試したかったものは、高感度撮影。かつて使用していた「D610」はISOはが6400まで(拡張で25600まで)で、最大でも3200までが限界かな……と使っていて感じていました。しかし、D850はISO12800でも問題ないのではないか? と感じるほど高感度に強いです。
D850+SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2, ISO25600 24mm f/2.8 1/30秒 lightroomで現像
ISO25600まで使うと、さすがにノイズを感じます。一方でISO25600であればギリギリ手持ち撮影もできるレベルなので、緊急用としては十分使えるレベルだと思います。
夜景以外にも、もう少しISOを高めての作例が欲しいところ。富士山ではないのですが、ISOを上げた状態での夜の街並み写真をアップしたいと思います。
D850+SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2, ISO12800 24mm f/7.1 1/100秒 lightroomで現像
D850+SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2, ISO25600 24mm f/7.1 1/100秒 lightroomで現像
ISO12800とISO25600の写真になります。ややlightroomで露光量を調節し明るさを合わせています。アップしてみると高感度ノイズは感じられると思いますが、自分だったら平気で使っちゃいそうです。
D850+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED, ISO1000 20mm f/10 30秒 lightroomで現像
最後に、富士市を一望できる岩本山公園から見た夜景です。シャッタースピード30秒で撮影しました。風が強かったので使用した三脚で耐えられるか不安だったのですが、ズームをしてもクッキリと描写できているのではないでしょうか。
D850+SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2, ISO1000 20mm f/10 30秒 lightroomで現像
富士市といえば、工業地帯。工場を見ると、煙が出ているのが分かります。それがまた異質だけども美しい光景を見せてくれます。
さて、2記事にわたって富士山での「D850」の実写レビューを行ってきましたが、いかがだったでしょうか。実写レビュー第1弾でも書いたのですが、高画素機にはカメラの重量に十分耐えられる(耐荷重だけでなくちょっとした振動にも強い)三脚が必要だと強く感じました。三脚ユーザーとしては常識だとは思いますが、これから三脚を用いて風景撮影をしたいという方は、揺れに強い三脚を選ぶことをオススメします。特に夜景の場合はシャッタースピードを遅くすることが多いですから重要なアイテムです。理想はカメラ全体の重さ×2>耐荷重でしょうか。
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コスプレからフィギュア、痛車、さらにはステージイベントなど自称日本一オタクベイントの取材を行うライター。年間100件以上のイベント取材、海外へは月1ペースで行っています。
愛用カメラは富士フイルムとニコン。
Twitter: https://twitter.com/nandakaomo
サイト: http://zakuzaku911.com/
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