iPadで出来る!レタッチ術 〜Affinity Photo切り抜き編〜

2018/03/17  by KMD

affinity photo アフィニティ

前回の記事で、高機能なiPad用レタッチアプリケーション 「Affinity Photo」の基本的なレタッチを紹介しました。
今回も引き続き「Affinity Photo」を使用したレタッチ術を紹介していきます。
https://affinity.serif.com/en-gb/photo/ipad/

前回記事:iPadで出来る!レタッチ術 〜Affinity Photoモノ消し編〜

◾️実践

それでは早速、このアプリを使用して「人物の切り抜き」をやってみたいと思います。
 

STEP1

前回の記事を見ながら、カンバスを作成または切り取りたい写真を開いてください。
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今回はUnsplashから写真を拝借し、こちらの写真の人物を切り取っていきます。
https://unsplash.com/photos/das6NrjLoM0

関連記事:これが無料なの?高品質フォトストックサイト「Unsplash」


STEP2

画像が開けたら、写真のレイヤーを複製しておきます。
万が一失敗してしまった時のバックアップです。
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STEP3

ブラシ選択ツールで、人物をなぞっていきましょう。
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STEP4

境界線の調整ツールを使用して、背景を切り取りましょう。

髪の毛などの細かい箇所を切り取るには、境界線の調整ツールを使用します。
切り取りたい被写体の境界線をなぞることで、エッジがなめらかに選択されるようになります。
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マスクまたはマスク付きのレイヤーとして書き出しましょう。
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STEP5

これで切り抜き完了です。
ご覧の通り、切り抜いた形状のマスクレイヤーができたと思います。
これで背景を透明にすれば、切り抜いた人物も透明背景の上に載っかっているかと思います。
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まとめ

いかがでしたか?
iPadさえあれば、パソコンがなくても簡単にレタッチ作業が可能になります。
アプリケーションの使い方をマスターすれば、パソコンのPhotoshop並みに画像を処理することができるようになります。

次回もレタッチテクニックを記事にしますので、ぜひ、お楽しみに!!

それではよいカメラライフを〜。

KMD

1992年生まれ。マジシャンを経て、グラフィックデザイナーへ転身。
趣味は写真とガジェット集め。
愛用機はCanon EOS 6D MarkⅡである。

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