- コラム
【作例】Canon EOS 6Dmark2×SAMYANG(サムヤン)85mm F1.4 スナップ Part2「根津」
2018/04/18 by KMD
みなさんこんにちは!
以前からレビューしております、コスパ最強の神レンズ「SAMYANG 85mm F1.4」ですが、今回は動画を撮影きてきましたので、いくつか作例を紹介したいと思います。
それでは早速みていきましょう!
特定の物体を追尾して動画撮影する際は、オートフォーカスの方が便利ですよね。
これは当然のことです。
しかし一方で、意図したところでないタイミングでピントが外れたりフォーカスに迷いが出てしまったりと、稀に欠点が見受けられる瞬間もあるかと思います。
SAMYANGのレンズは、それらのレンズとは違って基本的にマニュアルフォーカス。F値もマニュアルでの調整となっています。
そのため自分で意図したタイミングでピントリングを回す必要があります。
しかし、これが欠点ではなく、動画撮影において非常に重要なポイントとなってきます。
SAMYANG 85mm F1.4のレンズは、フォーカスリングが重ためで、滑らかに「ボケ→ピントがビシッと合う」といった動画が非常に撮りやすいレンズとなっています。
バーベキューの様子を撮影してきましたのでいくつか動画を紹介します。
85mm F1.4は、さすがの明るさとボケ味です。
SAMYANGのレンズは本当に描写性能が高く、しっかりと見せたい物を捉えることができるレンズだと思いました。
それではさっそく見ていきましょう!
こちらはお肉を焼いている様子。
煙もしっかりと再現されており、美味しそうな香りが漂ってきそうな動画が撮れました。
こちらは後輩が一生懸命カメラを構えて、動画を撮影している様子です。
手持ち撮影のため、手ブレがひどいですがボケ味はさすがですよね。見せたい人物をしっかり主役にしてくれます。
水面を撮影した動画です。
水面反射のディティールの描写が細かいですね。そしてマニュアルのピントリング操作によるなめらかなフォーカスがいい感じに撮れました。
地面の石ころを撮影しました。
水面動画と同じく、マニュアルによるピント合わせが滑らかで、なおかつ綺麗にボケる映像が撮れていると思います。
いかがでしたか?
さすがはシネマレンズを製造しているSAMYANGですね。
ピントリングがずっしりと重た目なので、動画撮影時に滑らかなピント合わせが可能になり、非常に有効的です。
F値も1.4と明るめのため、動画撮影時にもボケ味を体験することができます。
また、After EffectsやPremiereといった動画編集ソフトで色味などをレタッチすることで、素人でも“まるで映画のような”映像を撮影することができました。
本当に心の底からオススメできるレンズに仕上がっています。
ぜひみなさんもこの機会に動画撮影に、そしてSAMYANGデビューしてみてはいかがでしょうか?
次回は手持ち撮影で発生した「手ブレ」を軽減するテクニックを紹介していきます。お楽しみに!
それでは良いカメラライフを!!
1992年生まれ。マジシャンを経て、グラフィックデザイナーへ転身。
趣味は写真とガジェット集め。
愛用機はCanon EOS 6D MarkⅡである。
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