- コラム
【作例あり】ニコン最高峰の中望遠レンズ「AF-S NIKKOR 105mm f1.4E ED」を高画素機「D850」でレビュー 圧倒的解像力とボケの美しさに感動
2018/02/21 by だい
2018年3月1日、日本のカメラ好きが大興奮する年に1度のカメラの祭典『CP+2018(シーピープラス)』が開催。ケンコー・トキナーブースと、中一光学の大口径単焦点レンズを紹介しましたが、ほかにも気になる商品がたくさん! そこで、筆者が個人的に注目したレンズやアイテムを紹介します。
SIGMAブースでは、大口径中望遠レンズ「105mm F1.4 DG HSM | Art」及び超広角ズームレンズ「14-24mm F2.8 DG HSM | Art」を発表しました。どちらもフルサイズに対応していて、「105mm F1.4 DG HSM | Art」はシグママウント・ニコンマウント・キヤノンマウント・ソニーEマウントに対応し、また「14-24mm F2.8 DG HSM | Art」はシグママウント・ニコンマウント・キヤノンマウントに対応します。
1,600gと重量級の105mm F1.4 DG HSM | Artは、シグマの中でも最高峰の解像力とボケ味にこだわったレンズ。また14-24mm F2.8 DG HSM | Artは14mmから始まる&F2.8と明るい超広角ズームレンズとして、どちらも注目を集めていました。
筆者はニコンの中望遠レンズAF-S NIKKOR 105mm f/1.4E EDを持参したので、大きさや実際の撮れ方などを比較したかったのですが、105mm F1.4 DG HSM | Artは展示のみで体験はできませんでした。また「14-24mm F2.8 DG HSM | Art」はキヤノン用のみ用意されていて、ニコン用としてテスト撮影することができませんでした。残念……。
ほかにもSIGMAブースでは、Eマウント化した単焦点シリーズのレンズが用意されていました。デモ機としてソニーα7Rⅲが用意されていて、素早く的確にピントを合わせるAFに酔いしれました。ソニーのフルサイズミラーレス、欲しくなりますね。
今回見てきたレンズの中で、最も予想を裏切りすぐにでも欲しいと感じたレンズです。数多くの超広角単焦点レンズを発表してきたLAOWAの集大成とも感じました。開放F2.8のAPS-Cカメラ用広角レンズの中で最も画角の広い(113度)レンズです。対応するのは、富士フイルムXマウント、キヤノンEF-Mマウント、ソニーEマウント。
富士フイルムX-Pro2に装着して試しましたが、歪みを感じさせない写真で、さらにボケもキレイ。画質についても十分。さらにすごいのが、重さと大きさ。質量は約215gとかなりの軽量で、非常に小型です。それでいて最短撮影距離が12cm……スナップ撮影に使いたくなります!
MF専用ではありますが、小型軽量なので苦は感じないと思います。すぐにでもゲットして、様々な場面で利用したいです。
富士フイルムの新しいフラッグシップ機として、カメラ内手ブレ補正が備わったX-H1。富士フイルムのカメラを持つ筆者は、家電量販店でいろいろとテストを行ってきましたが、人物撮影のため会場でもX-H1に触れました。シャッタースピードは1/50は余裕で実用範囲内、がんばれば1/10まで問題ないのではないかと感じました。グリップが中判カメラGFX 50Sに近くなり持ちやすくなったことなど、ユーザーインターフェース部分でも惹かれるいいカメラです。
Manfrottoの三脚・Befreeシリーズは昔からお世話になっているのですが、その基本的な機能は抑えつつ耐荷重が2倍の8キロになった新作三脚・befree アドバンスは欲しくなりました。また脚の折りたたみなども楽になっていて、さらに脚ロックはツイストロックとレバーロックの2種類が用意されているのも評価ポイント。
CP+2018で発表された新商品は非常に多いです。是非ともいろいろなブースに足を運んで、自分に合う商品を見つけてみてください。
コスプレからフィギュア、痛車、さらにはステージイベントなど自称日本一オタクベイントの取材を行うライター。年間100件以上のイベント取材、海外へは月1ペースで行っています。
愛用カメラは富士フイルムとニコン。
Twitter: https://twitter.com/nandakaomo
サイト: http://zakuzaku911.com/
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