- コラム
F1以下の世界を富士フイルムで体感「X-Pro2+SPEEDMASTER 35mm F0.95 II」で神楽坂の街並みを撮影してきた
2018/02/8 by だい
2018年3月1日、日本のカメラ好きが大興奮する年に1度のカメラの祭典『CP+2018(シーピープラス)』が神奈川県横浜市みなとみらいにあるパシフィコ横浜にてスタートしました。
こちらの記事では、K&F CONCEPT/焦点工房ブースにあった、中一光学のレンズをレポートします。
CP+会場にて突如発表された、50mm F0.95。中一光学のF0.95といえば、マイクロフォーサーズやXマウント、ソニーEマウント用のSPEEDMASTERシリーズが有名で、今まではミラーレス用にはありましたが、フルサイズ一眼レフカメラ用にはありませんでした。しかし新たに発表された50mm F0.95は、キヤノンEFマウント用。あの強力なボケがフルサイズ一眼で楽しめるようになります。実際にデモ機で撮影したところ、とてつもないボケを体感! ただ、デモ機のMFでのピント合わせが難しかったのでピーキング機能を持つカメラで再度使ってみたいところです。発売時期や価格などは全くの未定です。
2017年11月に発表された「SPEEDMASTER 135mm F1.4」は、突出した明るさとボケが特長の超大型な単焦点レンズで、中一光学ファンならずとも注目を集めました。筆者も存在は知っていたものの、現実離れした感じもありチェックしていませんでした。しかしこのレンズを、今回使用させていただきました。
D850に装着してみましたが……あのD850が小さくえるほどの太さを誇ります。実際に全長は160mm、直径111mmと大きな上、3000gとD850よりも約3倍重いレンズです。
スタッフの人に持っていただいたところを撮影。普通カメラを持つときに疲れるのは右手なのですが、このレンズの場合は左手が先に辛くなります。ある意味、苦行にも近いです。しかし、この苦行を耐えて撮影すると、このレンズでしか表現できない世界観を楽しめます。
開放全開、F1.4で撮影しました。とにかくボケます。前ボケも後ろボケも、しっかりとボケます。
展示されていたストロボを撮影しました。こちらも見ればわかりますが、ボケます。非常にボケてします。カメラ本体、レンズ、そしてストロボも装着していたので、実質4.5キロのカメラ装備で両手持ちして撮影したので、ブレないように撮影するのが非常に大変でした。三脚に装着して撮影するためのレンズですね……。
SPEEDMASTER 135mm F1.4はメーカー希望価格 ¥330,000(税別)。焦点工房のサイトにて受注生産を受付中で、受注締めは2018年9月になります。
コスプレからフィギュア、痛車、さらにはステージイベントなど自称日本一オタクベイントの取材を行うライター。年間100件以上のイベント取材、海外へは月1ペースで行っています。
愛用カメラは富士フイルムとニコン。
Twitter: https://twitter.com/nandakaomo
サイト: http://zakuzaku911.com/
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