- コラム
このカメラと出会えて良かった!2018年購入したカメラ機材ランキング
2018/12/18 by だい
こんにちわ、オタクライターのだいです。
現在筆者は動画撮影にハマっております。前に書いたX-T3での動画撮影レビューでは、X-T3のETERNAを使った雰囲気あふれる動画を紹介しましたが、その動画を制作するのに必要不可欠なジンバルを今回紹介したいと思います。
関連記事:ETERNAで雰囲気ある動画撮影!X-T3でコスプレ撮影inホココス
2018年に発売された、一眼レフやミラーレス用のジンバルMOZA AirCrossです。実はジンバルを購入するのは初めてではなく、機械式も含めると3つ目になります。最初のジンバルはすぐに壊れてしまい、機械式は使うといい感じになる一方、設定がめんどくさくて中々使う気になれませんでした。
さて、ジンバルですが2018年に入ってすごい性能の高いものが各社から出ています。
・MOZA AirCross(Gudsen)
MOZA カメラスタビライザー AirCross ミラーレスカメラ 3軸手持ちジンバル 1800gの搭載重量 自動チューニング 遅延撮影 4操作モード 12時間ランタイム Sony A7SII Pana GH3 GH4 GH5などに対応 【正規品 一年間保証 日本語説明書付き】
・RONIN−S(DJI)
【国内正規品】DJI RONIN-S 一眼/ミラーレス用ジンバル
・Nebula 4100 Slant(FILMPOWER)
【国内正規品】FILMPOWER Nebula 4100 Slant 3軸電動スタビライザー(軸受け斜め)
・Crane 2(Zhiyun)
ZHIYUN Crane 2 3軸 カメラスタビライザー カメラ ジンバル 電動 手ブレ ミニ三脚 1/4ネジ穴付き スタビライザー 最長18時間作業可 …
……などなど。特にRONIN−Sは評判が高く、知り合いのカメラ好きもチェックし購入しています。ではなぜMOZA AirCrossを選んだかというと……Amazonでセールになっていたからです。
いや、もちろんそれだけでなく、「片手で持てる軽いものがいい」「X-T3が動画に強くなったから積載2キロ以下でいい」という条件もあります。しかし新型のジンバルの特徴として、8〜9万円と高いです。その点、MOZA AirCrossはAmazonだと5万円を切っているので、破格の値段と言ってもいいかもしれません。ちなみに筆者はさらに3割減くらいで購入しています。
MOZA AirCrossがサポートするカメラは、ソニーのαシリーズやパナソニックのGHシリーズ、キヤノンのEOS Mシリーズ、富士フイルムのXシリーズなど、重量0.3〜1.8キロまでのカメラです。ソニーとパナソニックはカメラとつないで操作が出来るそうなのですが、筆者は富士フイルムを使うので、メリットを最大限活かせないのはちょっと残念なところ。
ちなみにジンバル自体の重さは約1キロ。筆者の装備だと2キロ前後くらいになるかなと思います。これなら片手でも持てる……かな。
MOZA AirCrossの設定を行います。作業としては
1.クイックリリースプレートをカメラに装着する
2.カメラをジンバルに設置する
3.バランス調整する
です。1と2については問題ありませんが、3が中々厄介で、前後のバランスを細かく調整する必要があります。調節ネジが4箇所あって様々なカメラのポジションで水平になるようにしないといけません。機械式ほどとは言いませんが、ここの調節がしっかりしていないと、撮影時にブレが出ます。
ネジで調節した後の様子です。足があるので、地面に置けるのがいいですね。
ただ、調節はこれで終わりではありません。スマホアプリを使って、自動チューニングを行います。
自動チューニングは簡単。スマホアプリでジンバルとつないだあと、カメラ機種を選び、オートチューンを行うだけ。これでジンバルは最適な姿勢になります。カメラの重さが変わるたびに自動チューニングは必要みたいです。
設定後、イベント取材に使ってみました。1回のイベントで5〜6時間使い続けたのですが、とにかく手ブレを全く起こさずに撮影できました。片手でずっと持ち続けるのは大変ですが、両手であればそれほど苦ではなく、足があるので疲れたときは地面に置けます。
というわけで、ここからMOZA AirCrossにX-T3を載せて撮影した動画になります。
呪腕のハサンのコスプレがすごすぎる…#FGO pic.twitter.com/fVQYUbvLVc
— だい@なんだかおもしろい (@nandakaomo) 2018年11月17日
バズったコスプレ動画です。まだそこまで使いこんだわけではないのですが、「プロの仕業だ」「カメラマンがすごい」といろいろ言われました。でもこれ、X-T3のAFとMOZA AirCrossのおかげですから!
YouTubeに上げたもの。
コスプレ動画を1本作ってみました。
4K動画にもチャレンジ。
最初は設定がめんどくさいなぁ……と思いましたが、慣れればそんなに時間はかかりません。頻繁にカメラやレンズを変更するわけでもないので、一度装備を決めてしまえば設定は楽。
使えば使うほど、動画で撮影するのが楽しくなってきます。気づけば外部モニターやマイクを購入していて、動画撮影者というよりもむしろYouTuber化していってるのではと思うほど。これからたっぷりと使っていきたいと思います。
コスプレからフィギュア、痛車、さらにはステージイベントなど自称日本一オタクベイントの取材を行うライター。年間100件以上のイベント取材、海外へは月1ペースで行っています。
愛用カメラは富士フイルムとニコン。
Twitter: https://twitter.com/nandakaomo
サイト: http://zakuzaku911.com/
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