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EOS R、Z6、α7Ⅲの新世代フルサイズミラーレスを比較レビュー スペックや実機を触っての感想も
2018/09/11 by だい
出典:キヤノンニュースリリース
こんにちわ、オタクライターのだいです。
2019年2月、キヤノンがフルサイズミラーレスEOS RPを2019年3月14日に発売すると発表しました。2018年10月に発売された第1弾EOS Rに続く、フルサイズミラーレス第2弾として、小型軽量かつ低価格をウリにしたカメラです。
関連記事:160,500円で買える!Canon、小型・軽量ボディーのフルサイズミラーレス“EOS RP”発表!
スペック情報なども明らかになっていますので、EOS Rと比較して感じたことなどを書きたいと思います。
カメラ名 | EOS RP | EOS R |
---|---|---|
レンズマウント | キヤノン RFマウント | キヤノン RFマウント |
マウント径 | 54mm | 54mm |
フランジバック | 20mm | 20mm |
センサー | フルサイズCMOS | フルサイズCMOS |
画像処理エンジン | DIGIC 8 | DIGIC 8 |
有効画素数 | 2528万有効画素 | 3030万有効画素 |
ボディ内手ぶれ補正 | 対象レンズでデュアルセンシングIS | 対象レンズでデュアルセンシングIS |
常用ISO感度 | 100-40000 | 100-40000 |
拡張ISO感度 | 50-102400 | 50-102400 |
記録フォーマット | JPEG/RAW | JPEG/RAW |
記録媒体 | SDカード×1 | SDカード×1 |
連写 | 8コマ/秒 | 8コマ/秒 |
連続撮影可能枚数 | RAW:50枚RAW+JPEG:約42枚 | RAW:約34枚 |
シャッタースピード | 1/4000-30秒 | 1/8000-30秒 |
AFエリア | 4779点 | 5655点 |
測距輝度 | EV-5〜18 | EV-6〜18 |
ファインダー形式 | 有機ELカラー | 有機ELカラー |
視野率 | 100%/0.7倍 | 100%/0.76倍 |
可動式モニタ | バリアングル式 | バリアングル式 |
フラッシュ同調 | 1/180秒 | 1/200秒 |
顔認識AF | ○ | ○ |
瞳AF | ○ | ○ |
USB充電 | ○ | ○ |
防塵・防滴 | ○ | ○ |
撮影枚数 | 約250枚 | 約370枚 |
動画記録方式 | 4K25/24p/フルHD/HD | 4K30p/フルHD/HD |
質量 | 440g、電池・カード込で485g | 580g、電池・カード込で660g |
サイズ | 132.5×85×70 mm | 135.8×98.3×84.4 mm |
価格(2月22日の時点) | 15.5万円(価格.com最安値) | 19万円(価格.com最安値) |
キヤノンには、5Dシリーズと6Dシリーズのフルサイズ一眼レフカメラが存在します。有効画素数で考えるなら、EOS RPとEOS Rはこの2機種と同じ関係に近いと思います。
ちなみに有効画素数以外では、シャッタースピードやAFエリア、測距輝度、撮影可能枚数などでEOS Rに軍配が上がる一方、質量はバッテリーやカード込みでEOS RPはEOS Rより185gも軽いです。というよりも、EOS RPは他社と比較しても非常に軽いです。バッテリーやカード込みで500gを下回るのはニコンα7、α7R、α7Sくらいで、この3機種は5年以上前の機種だということを考えると、相当すごいのではないかと。
また、価格が約16万円と安いことも注目すべき点。EOS Rも発売当初は20万円ちょっとで安いと感じたのですが、さらに安いです。キヤノンは新品の価格が比較的下がりやすいイメージなので、1年後には13万円前後くらいになるんじゃないかと(勝手な予想です)。
そして、2019年には新たに6本のRPマウント用レンズを発売することも決定しています。これを考えると、フルサイズミラーレス市場でトップシェアを本気で狙っていると感じられます。EOS RPによって、キヤノンの一眼レフカメラを使用している人はもちろん、これから本格的にカメラを始めようと考えている人にも素晴らしい選択肢になるのではないかと思います。
ニコンZ7を持つユーザーですが、EOS RPには手を出してしまいそうです。ニコンZマウントのレンズをもっと増やしてくれ……!
一方で、バッテリーがEOS Rや5D Mark IVで使っている「LP-E6N」ではなく、EOS M6などで使われる「LP-E17」に変更されていて、撮影可能枚数がEOS Rと比べて100枚以上少なくなったこととバッテリー両用(EOS RとRPの2台運用)のときにバッテリー管理がめんどくさいなぁ……というのが個人的に残念かなと感じています。小型化・軽量化を重視した英断とも言えますが……。
実際に、CP+2019で触れてきた感想ですが、ボディの圧倒的な軽さとレスポンスの良さを強く感じました。やっぱり軽量は最高ですね! 一方でボディの軽さ故のレンズとのバランスも少し心配に感じました。今回試したのは標準ズームレンズRF24-105mm F4L IS USMですが、ちょっと持ってて前がずっしり感じます。発表されたレンズを含めて、EOS RFの軽さを存分に活かせる軽量なレンズ(500g以下)がほとんどないので、今後軽量レンズのラインナップが増えるのを期待したいところです。
https://canon.jp/newsrelease/2019-02/pr-eos-rp.html
コスプレからフィギュア、痛車、さらにはステージイベントなど自称日本一オタクベイントの取材を行うライター。年間100件以上のイベント取材、海外へは月1ペースで行っています。
愛用カメラは富士フイルムとニコン。
Twitter: https://twitter.com/nandakaomo
サイト: http://zakuzaku911.com/
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