- コラム
暗くても写せる!? 最も新しいオールドレンズNokton 40mm F1.4の魅力
2017/07/14 by 富竹次郎
どうもー! Camoor編集部ともりんです。2017年の紅葉もそろそろおしまいですね。今年は色んなところに撮影に行ってきました。でも都内の紅葉はあまり見てないよね? ということで、今回は神宮外苑いちょう並木を見てきました。カメラマンはCamoor初登場「りゅうこ」さん、モデルは夏に鎌倉デート記事が大好評だった「ボブリシャス」さんです。
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青山一丁目駅から少し歩くとそこは一面黄金世界、神宮外苑いちょう並木。ポートレート撮影をされている方々が多くいらっしゃいました。Camoor編集部も撮影スタート。まずは人の少ないいちょう並木へ。
SONY α7Rii, フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC
2枚のいちょうの葉を持ってパシャリ。萌え袖がかわいいです!
SONY α7Rii, フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC
風が吹くとイチョウの葉が舞い落ちてきました。イチョウの葉の色はコートのネイビーの補色になっており、とても映えます! 次のショットはちょっと遊んで……
SONY α7Rii, フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC
落ち葉をふわっと舞い上げてもらいました。SS 1/160秒、イチョウの葉のブレで躍動感が出ますね。
SONY α7Rii, フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC
横からふわっとボブリシャスさんの方に落ち葉を投げてみました。舞い散る落ち葉を強調した構図です。
移動しましょう。
SONY α7Rii, フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC
今回カメラマンのりゅうこさんが使用したカメラはSONY α7Rii、レンズは「フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC」。このレンズ、現行販売モデルでありながらオールドレンズのような味のある写りになるんです。上の写真、絞りは開放、反逆光、フードなしで撮影しました。するとゴーストが出現! レトロな感じになりますよね。
SONY α7Rii, フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC
思い切って逆光で撮ってみるとこんな感じ。ゴーストがはっきりと! オシャレ感増します。Instagramのフィルターを使ったような写真に仕上がりました。
公園を発見。休憩しましょう。
SONY α7Rii, フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC
どこまで歩かせるの! ちょっとご機嫌斜めなボブリシャスさん。ふくれっ面もかわいいんです。カメラを変えてCanon 5D Mark iiに135mmの単焦点レンズを付けて撮影。
Canon 5D Mark ii, EF135mm F2L USM
Canon 5D Mark ii, EF135mm F2L USM
さすがの135mm単焦点レンズ。背景のボケが素晴らしい! 被写体と離れられる場所でのポートレート撮影では使いたいレンズです。
またSONY α7Riiとフォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SCに戻して撮影再開。
SONY α7Rii, フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC
SONY α7Rii, フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC
風になびく髪の毛、空気感を感じます。
遊具で遊びましょう。
SONY α7Rii, フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC
ブランコで遊ぶの何年ぶりかな? 公園の遊具はレトロな加工が合います。
SONY α7Rii, フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC
ブランコのチェーンの隙間からボブリシャスさんの顔を覗いてパシャリ。アーティステッィクな作品になりました。
SONY α7Rii, フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC
久々のブランコ、楽しいかも。次は何で遊ぼうかな?
SONY α7Rii, フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC
ロープの梯子を登ります。
SONY α7Rii, フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC
手すりを掴んで台の上へ。
SONY α7Rii, フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC
これは滑り台!
SONY α7Rii, フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC
頭の方から撮影するとダイナミックな構図になります。
青山通りから聖徳記念絵画館までのメイン通りに移動。
SONY α7Rii, フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC
いちょう並木のアーチができています。
時刻は16:30、そろそろ自然光だけでの撮影は厳しくなってくる頃。フラッシュを装着します。
SONY α7Rii, フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC
ISO100、背景をわざと暗くして撮影。被写体のボブリシャスさんを強調。
SONY α7Rii, フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC
暗かったのでISO800で。いちょうの絨毯もはっきりとわかるようになりました。
SONY α7Rii, フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC
次はISO200、ハイアングルで撮影。低感度でもフラッシュの光が地面の落ち葉に当たるので黄金絨毯が写りますね。
SONY α7Rii, フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC
こちらの写真はレンズの上部に少しだけ落ち葉を被せて撮影しています。前ボケを作ってみました。美しい黄金世界。
いかがでしたか神宮外苑のいちょう並木紅葉ポートレート。見頃は12月中旬まで。今週末ならまだ間に合いそうですね。
帰り道、イルミネーションを発見。最後にフラッシュを使った面白い作例を紹介します。
SONY α7Rii, フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC
SONY α7Rii, フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC
SONY α7Rii, フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC
SONY α7Rii, フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 SC
これらの写真はカメラをゆらゆら動かしながら撮りました。シャッタースピードを遅くして撮影をすると発光体は軌跡を描いて写り、非発光体はフラッシュが光った時にしか写りません。そのため、背景のイルミネーションはブレて被写体のモデルさんは止まったままの写真ができあがります。フラッシュを使うと作品の幅が広がりますね。
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アフリカ・ザンビア育ち。お酒とネトゲをこよなく愛するトリリンガル・コスプレイヤー。
AKB48グループを始めとした各アイドルグループや雑誌モデル等を撮影。近年ではコスプレイヤーや、インスタグラマーといったネット上で公開される写真を撮影することも多い。パンフォーカス表現を駆使した立体的で影のある撮影を好む。
Webディレクター兼編集者、たまにライター。愛機はSONY α7Ⅱ。ミラーレスなのにフルサイズ機なところがお気に入り。
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