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Canon EOS R 発表!2018年10月下旬発売!フルサイズミラーレス市場戦国時代へ突入!
2018/09/5 by 編集部 ともりん
どうもー! Camoor編集部 ともりんです。2019年2月14日バレンタイン、東京都港区にあるキヤノンマーケティングジャパン株式会社にてCanon(キヤノン)のデジタルカメラ新製品の記者発表会がありました。今回発表された製品は、EOS Rに続きフルサイズミラーレスの“EOS RP”です! 記者会見の内容をレポートします。
13:06分、ステージにEOS RPが登場! EOS R同様RFマウントを採用しています。ボディーカラーは黒の他に5,000台限定のGOLDが登場しました。
GOLDは見た目がカジュアルな印象です。
最安で買おうとすると黒のボディー単体でキヤノンオンラインショップ販売予定価格160,500円、2019年3月中旬に発売予定。安い! 圧倒的な安さです!! EOS Rボディーの発売当初の価格は237,500円でした。EOS RPボディーの価格はEOS Rボディーより77,000円も安くなっています!
EOS RPはレンズキットもオススメです。なんと、ついてくるレンズは35mm単焦点(RF35mm F1.8 MACRO IS STM)! これからフルサイズミラーレスを楽しみたい! という方には最適なキットです。安価なズームレンズでは実現が難しいボケ感を気軽に体感することができます。
RFレンズ、有効画素数2650万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーとEOS Rと同じ最新の映像エンジン「DIGIC8」の組み合わせにより、高画質で表現力豊かな撮影が可能に!
有効画素数ではNikon Z6が2450万画素、SONY α7m3が2420万画素。他社エントリー機より高くなっています。
質量は約485g(バッテリー込み)。Nikon Z6が675g、SONY α7m3が650g。圧倒的な軽さです! RF35mm F1.8 MACRO IS STMをつけた状態で持ってみましたが、本当にフルサイズなの? と思いました。気軽にカバンに入れて持ち運べます。長時間のイベント取材時も“軽さ”は大きなメリットです。そして握りやすい……。
グリップの深さ、握り心地がとてもよいので、片手でもカメラをしっかりホールドできます。
有効画素数が同じEOS 6D Mark IIとEOS RPの大きさを比較すると高さ約-25.5mm、幅約-11.5mm、マウント〜LCD約−20.2mm、体積は約40%減となっています。
また、軽量・高剛性のマグネシウム合金を内部フレームに使用しています。そのため、高強度素材により、堅牢性を確保、金属の熱伝達特性により効率よく放熱できる仕組みとなっています。
EOS R同様、各画素が撮像と位相差AFの両方を兼ねる「デュアルピクセルCMOS AF」とRFレンズの駆動制御を最適化したことにより、最速0.05秒の高速AFを実現。
AFエリア任意選択時は4,779ポジション! EOS Rの5,655ポイントには劣りますが、EOS 6D Mark IIの45ポイントと比較すると100倍以上!
中央測距点ではEV-5を達成。暗い状況でも高精度なピント合わせを実現。
また、被写体の瞳を検出してピントを合わせる「瞳AF」の機能を向上し、サーボAFに対応します。連続撮影時、動画撮影時も対応しています。
EOS RPのアクセサリーとしてエクステンショングリップが登場しました。手の大きな方はカメラが小型だと“小指余り”に悩まされたと思いますが、これを装着することでしっかりとグリップできます。カラーバリエーションはレッド、ブラック、ブルー。筆者個人的な好みはレッド。黒いボディーにつけると良いアクセントになるんです。またLレンズとの相性が抜群! エクステンショングリップは装着したままでバッテリー、SDカードの出し入れが可能です。バッテリーつきのグリップの発表はありませんでした。
背面液晶はバリアングルです。タッチ操作にも対応! EVF使用メインで画面の汚れが気になる方は液晶面を内側に隠すことも可能。
EVFは視野率約100%。約236万ドットの有機ELパネルを採用しています。
EOS Rと比較すると背面液晶、EVF共に若干性能は劣るものの約8万の価格差を考えると十分すぎる性能です。
EOS RPの発表と同時に新たに6機種のRFレンズが発表されました。
RF15-35mm F2.8 L IS USM
大口径広角ズームレンズ
RF24-70mm F2.8 L IS USM
大口径標準ズームレンズ
RF70-200mm F2.8 L IS USM
大口径望遠ズームレンズ
RF85mm F1.2 L USM
大口径中望遠単焦点レンズ
RF85mm F1.2 L USM DS
「DS効果」を持つ大口径中望遠単焦点レンズ
RF24-240mm F4-6.3 IS USM
高倍率ズームレンズ
残念ながらこちらのレンズは体験することができませんでした。重量など詳細スペック、価格もまだ非公表。ですが、サイズ感は確認することができました。
“RF70-200mm F2.8 L IS USM”はEFレンズの“EF70-200mm F2.8L IS III USM”と比較すると2/3ほどの大きさです。
気になったレンズは“RF85mm F1.2 L USM”。“RF50mm F1.2 L USM”と比較すると巨大……! スタッフの方にお話をお聞きしたところ、「その分性能は凄いことになっています。期待していてください。」とのこと。でしょうね。早く試したい……! ポートレートで使いたい! お値段をお聞きしたところ「ふふふ……。」とのこと。“RF50mm F1.2 L USM”の希望小売価格は325,000円。色々なものを諦めないと買えない価格になりそうですね。
あまりないんですけど、1点だけ大きながっかりポイントがあります。それはEOS Rには搭載されていたレンズを外した際にシャッター幕が降りる機能が搭載されてないこと。この機能はつけてほしかったです。フルサイズミラーレスはレンズ交換時、ほこりが入りやすいんですよね。
フルサイズミラーレスで圧倒的な安さと圧倒的なコンパクトさ! EOS RPはこれからフルサイズのカメラを持ちたい! という方には間違いなくオススメのできる機種です。ただ、RFレンズが高い……。今回発表された6機種も気軽に買うことのできない値段設定になりそうです。早く安価なレンズが出てほしいです。
実機は2019年2月28日(木)〜3月3日(日)まで神奈川県横浜市の「パシフィコ横浜/大さん橋ホール」で開催されるCP+ キヤノンブースで触ることができます。EOS RPが気になった方はこの機会に試してみませんか?
発売日:2019年3月中旬
価格:オープン価格
参考価格:160,500円(キヤノンオンラインショップ販売予定価格)
関東中心に主にインタビュー、建物の撮影をしています。
Webディレクター兼編集者、たまにライター。愛機はSONY α7Ⅱ。ミラーレスなのにフルサイズ機なところがお気に入り。
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