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夜景撮影散歩@芝浦ふ頭〜田町
2017/10/13 by 編集部 ともりん
どうもー! Camoor編集部ともりんです。先日谷中銀座をオールドレンズで撮影した記事を出しましたが、今回は同行していただいたプロカメラマン田中正清先生の写真を紹介します。
関連記事:レトロな街「谷中銀座」をオールドレンズで撮ってみた
さて、お散歩スナップ開始。正清先生、突然地べたに這いつくばりました。
正清先生:
「これはいい道路です。レトロな雰囲気がありますね。クルマなど現代なものを写さないことでよりレトロ感が増します。」
ともりん:
「なるほど、勉強になります。あと地べたに這いつくばることで普段の視点では見ることのない面白い写真になるのですね。」
ちょっと歩くと、雰囲気ある小道を発見。
正清先生:
「左のトタン板の建物は近い将来取り壊されてしまうかもしれません。こういうものは記録として残しておきたいですね。」
ともりん:
「なるほど、記録するという視点での被写体選びが重要なんですね。GoogleMapのストリートビューを見ている時、今はない建物とか発見すると興奮しますもんね。」
どんどん進みます。また、味のある小道が。
正清先生:
「下町の路地にはよく猫がいます。ここにもいっぱいいますね。猫好きの方はこのような場所を狙ってみてください。」
ともりん:
「参考になります。路地だけ狙いたいです。猫探しましょうよ! 猫!」
正清先生:
「そろそろ谷中銀座に到着します。」
ともりん:
「猫はスルーですか(泣)」
正清先生:
「谷中銀座にもいっぱいいますから(笑)」
正清先生:
「あのゲートの先が谷中銀座です。レトロな雰囲気でいいところでしょ? こちらの撮影もできるたけ現代のものは入れないことがポイントです。」
ともりん:
「だから上の写真は右側の立派なマンションをばっさりカットしたんですね!」
※写真右側には立派なマンションが建っています
正清先生:
「その通りです! ゲートの前にクルマがなかったらもっと雰囲気出ていたと思います。商店街へ行きましょう。」
正清先生:
「建物の壁のイラストも良いですが、電線がとても良いです! 景観や防災の観点から電線は最近地中に埋められています。複雑に交差する電線はレトロ感を醸し出していますね。」
ともりん:
「確かに最近電線の地中化進んでますよね。でも電線はノスタルジーな魅力ありますね。エヴァンゲリオンの背景で電線が描かれているシーンとかぐっときますもん!」
正清先生:
「こちらは木彫りの猫。私が撮影する時は余白を活かして、この写真はどの場所で撮られたものかをわかりやすくします。」
ともりん:
「私の撮影したものは画面いっぱい猫でしたもんね。次から意識してみようと思います!」
正清先生:
「こちらのお店は看板がオシャレですね。入り口の前にかかる丸い看板がかわいいです。」
ともりん:
「とても和風な街なのに、どこか西洋的なレトロ感も出てますね。」
正清先生:
「さて、猫を探しに行きましょう。」
ともりん:
「やったぜ! 猫〜待ってて〜!」
正清先生:
「猫は止まってポーズなんて取ってくれません。見つけたら歩いていても写すんです!」
ともりん:
「躍動感ありますね……! さすがです。」
正清先生:
「こちらは毛繕いをしている猫。シャッタースピードを遅くして撮ると……」
正清先生:
「頭の動きを強調できます。」
ともりん:
「キレイに頭だけ動きのある写真になっていますね! かわいいなぁ、猫さん何しててもかわいいなぁ〜。」
正清先生:
「お散歩スナップのポイントはわかりましたか? 色々伝えましたが、一番重要なことは自分が撮りたいものを撮る! 表現したいことをしっかり伝える! こんなところですかね。」
ともりん:
「ありがとうございます! 正清先生に教えていただいたことを実践で活かしていきます!」
次回の正清先生とお散歩撮影は、夕暮れの上野スナップです。夕焼け撮影テクニックや、クルマのライトの軌跡を描く撮影テクニックなどを紹介! お楽しみに。
関東中心に主にインタビュー、建物の撮影をしています。
Webディレクター兼編集者。愛機はSONY α7Ⅱ。ミラーレスなのにフルサイズ機なところがお気に入り。
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