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【CP+2018】規格外スペックのレンズが登場!中一光学注目のレンズ「フルサイズ 50mm F0.95」「SPEEDMASTER 135mm F1.4」をレポート
2018/03/1 by だい
2018年3月1日、日本のカメラ好きが大興奮する年に1度のカメラの祭典『CP+(シーピープラス)』が神奈川県横浜市みなとみらいにあるパシフィコ横浜にてスタートしました。
筆者も大興奮のイベントですが、その中でも最も注目をしていたケンコー・トキナー/スリック/ケンコープロフェッショナルイメージングのブースより気になったレンズを紹介します。
Tokina opera 50mm F1.4 FFは、トキナーが満を持して投入した、フルサイズ換算で焦点距離が50mmの単焦点レンズ。対応マウントはニコンF、キヤノンEFです。
50mm単焦点といえば、ニコンやキヤノンそれぞれの純正レンズに加えて、シグマなどサードパーティーからも数多く販売されています。そのレンズの戦場とも言えるところにトキナーが参戦したということは、よっぽどの自信があったと感じます。実際に触って撮影してみたところ、素晴らしいボケと何とも言えない持ちやすさを感じました。
Tokina opera 50mm F1.4 FFはAF/MFの切り替えがあり。タムロンの単焦点のような手ブレ補正はありませんが、リング型超音波モーターでAFが駆動しておりスムーズにピントを合わせてくれました。また防塵防滴仕様ということで、どんな場面にでも活躍する貴重な単焦点レンズになるのではないかと思います。
所有していたD850に装着しました(ただし撮影データのお持ち帰りはNG)。やや大きいと感じたTokina opera 50mm F1.4 FFですが、D850のような重いフルサイズカメラに装着すると、非常に持ちやすく感じました。トキナーレンズ初となるニコンマウント仕様に電磁絞りの採用、またピントリングの回転方向が各マウントごとに設定されているなど、ニコンユーザーにはうれしい機能ついています。
発売時期は今夏を予定していて、価格は未定です。筆者としては優秀なポートレート用レンズになるのではないかと考えているので、発売が楽しみで仕方ありません。
サムヤンからは、高性能ラインシリーズより2本、XP 50mm F1.2 AS UMCとXP 85mm F1.2 AS UMCが発表されました。
どちらもキヤノンEFマウントに対応しています。
最大の特徴は、フルサイズ対応の開放F値1.2! ボケをとにかく楽しみたいという型であれば、欲しくなること間違いないです! 残念なことに筆者が愛用するニコンFマウントには装着できませんが、キヤノンユーザーであれば是非とも検討する価値はあると思います!
XP 50mm F1.2 AS UMCは2018年5月頃の発売を予定していて、オープン価格は115,000円(税別)。XP 85mm F1.2 AS UMCは現在発売中で、販売価格は約11万円。
大きな渦巻きボケを体感できる、レンズヘビー バーンサイド35mmが展示されていました。焦点距離35mm、開放F値2.8、レンズ先端約15cmまでの接写が可能なレンズです。フルサイズ対応で、ニコンF、キヤノンEF、ソニーA、ソニーE、フジX、マイクロフォーサーズ、ペンタックスKと多くのマウントに対応しています。
最大の特徴は、ぐるぐるボケを表現できること。開放付近で撮影すると大きな渦巻きボケ、絞ると繊細なボケを楽しめることができます。また第二絞りも装備されているので、周辺減光や周辺ボケの効果を高めることができます。
D850に装着して撮影しました。非常にぐるぐるとしたボケが表現できますね。
発売は2018年3月23日、オープン価格57,500円(税別)です。
コスプレからフィギュア、痛車、さらにはステージイベントなど自称日本一オタクベイントの取材を行うライター。年間100件以上のイベント取材、海外へは月1ペースで行っています。
愛用カメラは富士フイルムとニコン。
Twitter: https://twitter.com/nandakaomo
サイト: http://zakuzaku911.com/
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