95年製フィルムカメラ「Canon EOS 55」を700円で買ってみた

2017/06/7  by 富竹次郎


先日「写ルンです」のレビュー記事を書いてみるまで、正直思ってました。

フィルムってまだ需要あったの?って。

ありました。
まだありました。むしろ筆者がフィルムをやめた2010年頃より増えてました

あれから調べてみたんです、フィルムの動向を。InstagramやTwitterではハッシュタグをつけて若い人たちがたくさんフィルムの写真をシェアしているんです。現代のフィルム事情について、もっと深く調べてみようと思い、ビックカメラの拠点・池袋へと赴きました

フィルムを買おう

池袋BIC PHOTO池袋BIC PHOTO
〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-2-8 塚越ビル1階

池袋にあるビックカメラは店舗数が多く、そのなかでもカメラ女子向けに展開されたBIC PHOTOという店舗に足を運びました。「写ルンです」はもちろん、「チェキ」などのインスタントカメラ、トイカメラなどのカメラ本体もありましたが、どちらかというと、おしゃれストラップやフォトアルバム、マスキングテープといった飾ることを楽しむ商品の品揃えが豊富でした。

そして、レジ前には様々な銘柄のフィルムが。FUJIFILMやKodakだけではなくIlford、Lomography、Agfaなどコアな人気を誇るフィルムが陳列されていました。結局、Lomography Color Negative 100 3本セットを購入しました。
Lomography Color Negative 100 35mm (3本パック)

筆者は思いました。ネットでシェアされる時代になってから、フィルム写真の世界は、案外昔より奥深くなったんじゃないかと。もう一度フィルム写真の魅力を検証していく必要性を感じ、フィルムカメラの購入を決意したのです。

フィルムカメラを買いに行く

いざフィルムカメラを買おう! と思ったものの、残念ながら池袋の中古カメラ店では、フィルムカメラの取扱いはほとんどありませんでした。

そこで、Camera fanという検索サイトを使い、全国の中古カメラ店でのフィルムカメラの在庫を調べました。学生の頃に使っていたCanon EOS 55というカメラを探したところ、品川の中古カメラ店で動作品がなんと1,000円で売られていました。これは買うしかない! オンラインで取り置きをして店舗に向かいました。

Canon EOS 6D, EF 17-40mm F4L USM(Canon EOS 6D, EF 17-40mm F4L USM)

そんなわけで、品川にやってきました。
目的の中古カメラ店で、さっそく動作確認をさせてもらったところ、新品の電池を入れても通電しない……。がっくりと肩を落としていたら、ネットに載っていなかった700円の別の個体を発見! 即買いです。300円安くなってラッキー!

古いカメラを買う時は、こういうことが往々にしてあるので、ちゃんとお店で動作確認してから買いましょう。筆者は買って次の日に電源を入れてみたら正常に動作しなくて返品したことが3回くらいあります。

Canon EOS 55これが、購入したフィルムカメラ「Canon EOS 55」です。
1995年製のため、ところどころ傷がありますが、問題なく使えるので特に気にしません。

おすすめのフィルムカメラ

はじめてのフィルムカメラには、1990年代のオートフォーカス一眼レフがおすすめです。

2017年に売られている一眼レフと見た目も規格もほとんど一緒なので扱いやすいです。しかし、電子部品の耐久性が低いため、頑強に作られた上位機種以外は大抵すでに死んでいます。そのため必ず中級機以上の動作確認のとれた個体を中古専門店で買いましょう。初めての購入でヤフオク、メルカリは避けたほうが無難です。

個人的なおすすめは、写真新世紀受賞者の梅佳代さんも使っていたCanon EOS 5や、今回筆者が購入したEOS 55、Nikon F4S, F5あたりです。予算があればもっといいカメラを買ってももちろん構わないと思います。αシリーズ、kissシリーズは死んでるものが多いので本当にやめたほうが良いです。

最後に

フィルムカメラを持っていない人がいきなり機械式のクラシックカメラを使うのは非常に難易度が戦いです。見た目は可愛いのですが、操作に詳しい人に教わらないとフィルムを詰めるのも一苦労です。

それでは、楽しいカメラライフを!

Lomography Color Negative 100 35mm (3本パック)

次回予告

次回は、今回買った95年のカメラを使って実際に撮ってみた写真をデジタル一眼と比較していきたいと思います。
95年製フィルムカメラ「Canon EOS 55」で朝の原宿を撮ってみた

富竹次郎

フリーのカメラマン。1988年生まれ。2010年より写真家・水谷幹治に師事し、純喫茶・ドヤ街・商店街など滅びゆく昭和をテーマに作品制作を行う。

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