- コラム
【作例あり】ニコン最高峰の中望遠レンズ「AF-S NIKKOR 105mm f1.4E ED」を高画素機「D850」でレビュー 圧倒的解像力とボケの美しさに感動
2018/02/21 by だい
こんにちわ、オタクライターのだいです。
2018年9月28日の発売日に購入したニコンZ7を持って、車の祭典「東京モーターフェス2018」の撮影に繰り出しました。レンズはマウントアダプターFTZを介してAF-S NIKKOR 105mm f/1.4E EDを使用。ニコンが誇る大口径中望遠レンズとZ7の相性はどうなのでしょうか!? 早速試してきました。
AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E EDは、「三次元的ハイファイ(高再現性)」の設計思想を持つ、ニコンが誇るポートレート最高峰のレンズです。焦点距離85mmでは味わえない、浅い被写界深度と大きなボケを楽しめるレンズとして、筆者はD850で愛用しています。その実力は是非とも下の記事で味わってみてください。
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105mmの焦点距離では、“ボケマスター”シグマ105mm F1.4 DG HSMがありますが、ミラーレスフルサイズカメラZ7の恩賜を味わうなら軽いAF-S NIKKOR 105mm f/1.4E EDのほうが相性は良いと感じます。実際にFTZを介して装着したところ、見た目はレンズ側が重そうに感じますが、結構持ちやすく撮影は楽です。D850との組み合わせも持ちやすいのですが、カメラ全体の重さがある&ボディ内手ブレ補正がないことを考えると、Z7の凄さに気付かされます。
Z7、FTZ、AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E EDで、コンパニオンを撮影してみました。衣装は昔なつかしのジュリアナ東京風で、ゴージャスかつバブリーな姿です。
開放F値1.4からでも感じられる見事な解像力。D850と何ら変わりはありません。むしろ軽量さと手ブレ補正でD850よりも撮影しやすいです。
AFも見事に効きます。ライブビューでの撮影が、D850とは比べ物にならないと言ってもいいほど快適です。今回はすべてオートエリアAFでの顔認識で撮影しましたが、カメラがしっかりと顔を認識してくれるので、ピント合わせが本当に楽で仕方ありません。
Z7はAF-S NIKKOR 105mm f/1.4E EDの実力を活かしきれると感じました。重いが故にD850では手ブレに悩まされていましたが、D850と比べるとZ7のほうが軽量化され、さらに手ブレ補正もあるので、撮影ミスが減ると言っていいかも。顔認識AFとの相性も抜群でしたし、最強のコンビだと思います。
ZマウントレンズではなFマウントレンズであっても、FTZを使えば快適な顔認識が使えることができることが分かったので、ニコン純正の大三元レンズを揃えたくなりますね。――ただ今後Zマウントレンズで発売されると思うと、それまで待つべきか……ううむ、悩みます。
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コスプレからフィギュア、痛車、さらにはステージイベントなど自称日本一オタクベイントの取材を行うライター。年間100件以上のイベント取材、海外へは月1ペースで行っています。
愛用カメラは富士フイルムとニコン。
Twitter: https://twitter.com/nandakaomo
サイト: http://zakuzaku911.com/
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