- コラム
【機能編】Nikon D850 レビュー
2017/09/14 by だい
こんにちわ、オタクイベントライター・だいです。
2017年9月8日に、ニコン待望の高画素機「D850」が発売されました。元々はニコンから始まり、1年前に富士フイルムへ移り変わった筆者ですが、発売前から話題となったニコンの新型フルサイズカメラの誘惑には勝てず、発売日当日にすぐ購入しました。
その高いスペックのすべてを体感したわけではないのですが、1000枚ほど写真撮影を行ってきて感じた、「D850」の魅力をお伝えします。まずは外観をレビュー。
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重量:約1005g(本体のみで915g)
センサーサイズ:35mmフルサイズ
ISO感度:64〜25600
画素数:4575万画素
AF:フォーカスポイント153点
シャッタースピード:1/8000~30秒
映像エンジン:EXPEED5
連続撮影速度:約7枚/秒(バッテリーグリップなどを組み合わせて最速で約9枚/秒)
動画:FXフォーマットベース フルフレームの4K UHD(3840×2160)動画対応
ネットワーク機能:WiFi / Bluetooth
ファインダー視野率:約100%
記録媒体:XQDカード+SDカード
モニター:チルト式3.2型TFT(タッチパネル)、約236万ドット(XGA)
その他機能:タイムラプス動画、ピンポイントAF、ピーキング、フォーカスシフト撮影
価格:ボディーのみ36万円〜(実売価格・2017年9月現在)
筆者が「D850」にて重要視した点はモニターがチルト式であること。ニコンのフルサイズカメラでは「D750」しか採用されておらず、もちろんニコンの高画素機では初となります。
取材時に様々な角度から撮影する筆者としては、液晶モニターで確認するライブビューを多様することが多いため、チルト式であることは非常にありがたいです。
またタッチパネルも採用していて、メニュー選択からライブビューでのピント合わせ、写真再生時の拡大や移動なども気軽にできます。
スティックタイプのサブセレクターも、親指で押しやすいです。
高画素機ですが、「D850」ではXQDカードとUHS-II対応のSDカードの2枚を挿せます。撮影時の速さは魅力的。
そしてホールド感も問題なし。筆者はニコンのフルサイズカメラの入門機として知られる「D610」を長く愛用していましたが、ホールド感はむしろ「D850」のほうが高く感じます。
以上、外観レビューでした。
モニターがチルト式になったことで、撮影が非常に楽になったと感じます。詳細は機能編で書きたいと思いますが、新たに追加されたピーキング機能との組み合わせで、MF撮影も楽しく行えると思います。
そして金額も魅力的。他のメーカーのフルサイズカメラと比較しても、これほどの高画素機が店頭で36万円から販売されるというのは、「ニコンよくやった!」と言わざるを得ません。
一方で、チルトが固くモニターを動かしにくいこと、ミラーレスを愛用している筆者としては重く感じることなども感じています。こちらは使えば使うほど気にならなくなるかもしれませんが……。
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コスプレからフィギュア、痛車、さらにはステージイベントなど自称日本一オタクベイントの取材を行うライター。年間100件以上のイベント取材、海外へは月1ペースで行っています。
愛用カメラは富士フイルムとニコン。
Twitter: https://twitter.com/nandakaomo
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