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オタクイベントでカメラを楽しもう! 「chara1 oct.2017」
2017/10/19 by だい
D850+SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2
2017年9月10日に開催された「おおた痛車ミーティング」より
みなさん、痛車を撮影したことがありますか?
痛車に興味はあるものの中々見る機会がない、様々な痛車をまとめて一気に見て撮影したい……そんな方は、痛車イベントに行くことをオススメします!
年間に国内外問わず10件以上の痛車イベントと、痛車も参加する総合のイベントを取材している筆者が、今の痛車イベントについての簡単な情報と、撮影のポイントを解説します。
痛車とは、アニメやゲームなどのキャラクターで装飾した自動車を指します(バイクの場合は痛単車、自転車の場合は痛チャリと呼ばれます)。
痛車イベントは都心部でも開催されますが、どちらかというと地方で開催することが多い印象を受けます。以下に関東で開催される大型痛車イベントをまとめます。
東京・お台場野外特設会場で開催。約1000台が集結する日本最大の痛車イベント。
栃木・足利市の渡良瀬川沿いにある中橋緑地多目的広場で開催。300台以上が集結する日本トップクラスの痛車イベント。
群馬・太田市で開催される痛車ミーティングイベント。オーナー同士の交流を中心としたイベントで、約170台が集結。
東京ビッグサイトで開催されるゲーム「東方Project」の同人誌即売会で、毎年50〜100台ほどの「東方Project」痛車が集結。
茨城・大洗町の歴史あるお祭り。舞台となる「ガールズ&パンツァー」の痛車が集結。
東京・秋葉原にある大規模駐車場「秋葉原UDXパーキング」で定期的に開催。
関東で開催されるイベントから、筆者がよく訪れるイベントをピックアップしました。これらのイベント以外にも、北海道から九州まで様々な場所で開催されます。痛車イベントの調べ方は、Twitterなどの告知のほか、痛車制作を手がけるスタジオアールデザインさん(http://vc.tomoyo.jp/)がイベント情報をまとめていますので、こちらをチェックすることをオススメします。
痛車イベント取材を多くこなしている筆者の痛車撮影ポイントをまとめました。
まずは痛車をぐるり1周して、痛車全体をチェックします。痛車によっては正面から見ても何も描かれていないように見えても、後ろから見るとキャラクターが描かれていることがよくあります。台数が多いと大変ですが、ボンネット・サイド部分・トランク、屋根部分は必ず見るようにしています。
車両とキャラクター、どちらもバランスよく撮影するため、痛車の隅から痛車全体が入り込むように撮影します。
D850+SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2
筆者が最も多いのは、痛車の左前が正面になる角度から、目線アングルでの撮影です。
D850+SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2
D850+SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2
後ろ側から撮影した写真。
ボンネットとサイドに描かれたキャラクターを強調して撮影するため、正面の撮影は俯瞰、サイドは煽りで撮影します。
D850+SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2
目線アングルから痛車の正面を撮影。ボンネットに描かれたキャラクターがやや見えづらいです。
D850+SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2
脚立を使って撮影。キャラクター全体が見やすくなりました。
D850+SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2
脚立&カメラを持ち上げて撮影。キャラクターがかなり見やすくなります。
D850+SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2
目線アングルで痛車のサイドを撮影。
D850+SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2
少ししゃがんで痛車のサイドを撮影。痛車がダイナミックに見え、空もキレイに入った写真が撮れます。
痛車を撮影するときに多いのが、ガラスに反射した光のせいで白くなってしまうことです。反射を取り除くためにPLフィルターを使うと、キレイに痛車を撮影できるようになります。
D850+SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2
PLフィルター効果なしの場合は、ガラスやボディに光が反射しています。
D850+SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2
PLフィルター効果ありの場合。ガラスが透き通って見えるだけでなく、光の反射で見えづらかったキャラクターもキレイに見えます。
PLフィルターは安いもので1,000円からありますので、痛車だけでなく光の反射に困っている方は購入をオススメします。
筆者は1台の痛車をじっくりと撮影するよりも、できるだけ数多くの痛車を撮影することが多いです。そのため時間短縮のため上記の点を考慮しながら1台5〜10枚撮影に留めています。この場合注意してほしいのが、無理をしないこと。動き回る、カメラを持ち上げる、しゃがむ……すごく大変です。
痛車の撮影は千差万別、カッコよく美しく撮影する方法は様々あると思います。自分なりの撮影方法を見つけて、痛車撮影を楽しんでみてください。
コスプレからフィギュア、痛車、さらにはステージイベントなど自称日本一オタクベイントの取材を行うライター。年間100件以上のイベント取材、海外へは月1ペースで行っています。
愛用カメラは富士フイルムとニコン。
Twitter: https://twitter.com/nandakaomo
サイト: http://zakuzaku911.com/
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