フジカメラ2台持ち&単焦点レンズのみでコスプレイベントに参加してみよう in 富士コス

2017/11/27  by だい

富士コス 『ローゼンメイデン』蒼星石 X-Pro2+フジノンレンズ XF56mmF1.2 R 
X-Pro2+フジノンレンズ XF56mmF1.2 R
『ローゼンメイデン』蒼星石

どうも、オタクライターのだいです。突然ですが、みなさんはコスプレ撮影で単焦点レンズを使っていますか?

単焦点レンズを使うと、大きくボケた写真が撮れるようになります。背景がボケて被写体だけクッキリ映った写真を撮るのであれば、絞り値(F値)の小さい単焦点レンズがオススメです。

今回、「富士山コスプレ世界大会」(富士コス)を単焦点レンズのみで取材してきました。是非とも富士コスの魅力、そして単焦点レンズの魅力を感じてみてください。

「富士山コスプレ世界大会」とは

富士山コスプレ世界大会 X-T2+フジノンレンズ XF23mmF1.4 R
X-T2+フジノンレンズ XF23mmF1.4 R

富士コスは、静岡県静岡市清水駅にある清水駅前銀座商店街を中心に開催されるコスプレイベントです。2012年に初めてイベントが行われ、今年で5回目の開催になります。

http://www.fujicos.com/

2016年開催時は約1,400名のコスプレイヤーが参加し、約33,000名が観覧するなど、地方都市のイベントとしてはトップクラスの規模を誇っていて、その人気は静岡県に留まらず東京や名古屋からコスプレイヤーが参加するほど。イベントでは、コスプレをしたまま商店街を自由に行き来できるほか、ランウェイパフォーマンスやステージパフォーマンス、アニソンイベントの実施、そして痛車展示も行われています。

富士山コスプレ世界大会 X-T2+フジノンレンズ XF23mmF1.4 R
X-T2+フジノンレンズ XF23mmF1.4 R

コスプレイベントと聞くと、東京の「コミックマーケット」や大阪の「日本橋ストリートフェスタ」、名古屋の「世界コスプレサミット」など大都市で行われるイベントを思い浮かべる人が多いと思いますが、実は毎週のように全国各地で行われています。筆者は北海道から九州まで、様々な国内コスプレイベントに参加してきました。その中でも「今、このコスプレイベントがアツイ!」と感じているオススメのイベントです。



富士コス KANAME☆さん X-Pro2+フジノンレンズ XF56mmF1.2 R 
X-Pro2+フジノンレンズ XF56mmF1.2 R
(世界的に活躍するコスプレイヤー・KANAME☆さん)

富士コス最大の魅力は、会場がアーケード商店街のため天候に左右されないこと。雨が降ろうが雪が降ろうが、コスプレ衣装や持ってきたカメラが濡れる心配はありません。また、アーケードは広々としているため撮影に気を使う必要もそれほどないと感じています(ただし最近はやや混雑してきたかなーと感じています)



富士コス X-Pro2+フジノンレンズ XF56mmF1.2 R
X-Pro2+フジノンレンズ XF56mmF1.2 R

2017年は11月18日、19日の2日間開催。今回、1日目に参加してきましたので、そのときに撮影したコスプレイヤーをご紹介します。

取材装備について

今回は、富士フイルム「X-T2」と「フジノンレンズ XF23mmF1.4 R」、「X-Pro2」と「フジノンレンズ XF56mmF1.2 R」のカメラ2台持ちで取材を行いました。最近はニコン「D850」を使う機会が増えましたが、軽量のミラーレスカメラ2台持ちは本当に楽でお気に入りです。今回のようにコスプレメインで、ある程度被写体と距離を取れるようであれば、2種類の単焦点レンズを使って対応します。

X-T2」と「フジノンレンズ XF23mmF1.4 R」は主に全身を撮りたい場合や、合わせ撮影のときに利用。「X-Pro2」と「フジノンレンズ XF56mmF1.2 R」は1人の被写体を撮影する場合に利用しています。

参加コスプレイヤーを激写!

まずは「X-T2」と「フジノンレンズ XF23mmF1.4 R」の組み合わせで撮影したコスプレイヤーをお届け。

富士コス ラブライブ!サンシャイン!! X-T2+フジノンレンズ XF23mmF1.4 R
X-T2+フジノンレンズ XF23mmF1.4 R
静岡が舞台のアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』より、Aqoursのメンバー



富士コス 『東方Project』より、レミリア・スカーレット、博麗霊夢、因幡てゐ、十六夜咲夜 X-T2+フジノンレンズ XF23mmF1.4 R
X-T2+フジノンレンズ XF23mmF1.4 R
『東方Project』より、レミリア・スカーレット、博麗霊夢、因幡てゐ、十六夜咲夜



富士コス 教育番組『できるかな』よりノッポさんとゴン太くん X-T2+フジノンレンズ XF23mmF1.4 R
X-T2+フジノンレンズ XF23mmF1.4 R
教育番組『できるかな』よりノッポさんとゴン太くん



富士コス ダウンタウン・松本人志 X-T2+フジノンレンズ XF23mmF1.4 R
X-T2+フジノンレンズ XF23mmF1.4 R
ダウンタウン・松本人志

フジノンレンズ XF23mmF1.4 R」は、フルサイズ換算で35mm相当の焦点距離。ここは意見が分かれるところですが、筆者はコスプレ撮影における基本の終点距離のレンズだと考えています。
通称「撒き餌レンズ」などはフルサイズ換算50mm相当のレンズを指すことが多く、気軽に単焦点レンズを撮影できると思いますが、全身を撮る場合はどうしても距離が足りないことが多いです。一方35mm相当の終点距離のレンズであれば、全身撮影に加えて合わせ撮影にも対応可能です。「フジノンレンズ XF23mmF1.4 R」、キレイにボケてくれるので、絶対に手放せないレンズですね……!



次は、「X-Pro2」と「フジノンレンズ XF56mmF1.2 R」の組み合わせです。ポートレート撮影で最も威力を発揮する中望遠の単焦点レンズですが、コスプレイベントでの使用となると、どうしても距離を取らないといけないので、使いどころが難しいです。しかし2台持ちであれば、上半身を中心に撮影することに集中できます。

富士コス 『ラブライブ!』園田海未 X-Pro2+フジノンレンズ XF56mmF1.2 R
X-Pro2+フジノンレンズ XF56mmF1.2 R
『ラブライブ!』園田海未



富士コス 『ラブライブ!』東條希 X-Pro2+フジノンレンズ XF56mmF1.2 R
X-Pro2+フジノンレンズ XF56mmF1.2 R
『ラブライブ!』東條希



富士コス 『Fate/Grand Order』沖田総司 X-Pro2+フジノンレンズ XF56mmF1.2 R
X-Pro2+フジノンレンズ XF56mmF1.2 R
『Fate/Grand Order』沖田総司



富士コス 『Fate/kaleid liner プリズマ イリヤ』イリヤスフィール・フォン・アインツベルン X-Pro2+フジノンレンズ XF56mmF1.2 R
X-Pro2+フジノンレンズ XF56mmF1.2 R
『Fate/kaleid liner プリズマ イリヤ』イリヤスフィール・フォン・アインツベルン



富士コス 『東方Project』霧雨魔理沙 X-Pro2+フジノンレンズ XF56mmF1.2 R
X-Pro2+フジノンレンズ XF56mmF1.2 R
『東方Project』霧雨魔理沙



富士コス 『らんま1/2』早乙女乱馬(女) X-Pro2+フジノンレンズ XF56mmF1.2 R
X-Pro2+フジノンレンズ XF56mmF1.2 R
『らんま1/2』早乙女乱馬(女)



富士コス 『らんま1/2』シャンプー X-Pro2+フジノンレンズ XF56mmF1.2 R
X-Pro2+フジノンレンズ XF56mmF1.2 R
『らんま1/2』シャンプー



フジノンレンズ XF56mmF1.2 R」、キレイにしっかりとボケてくれます。素晴らしいレンズですね……!

まとめ

筆者オススメのコスプレイベント・富士コスで、お気に入りの2台持ち装備で撮影したコスプレ写真の数々、いかがだったでしょうか。特に「フジノンレンズ XF56mmF1.2 R」はポートレート以外で使う機会がほとんどないので、久しぶりにコスプレイベントで使えて、ウッキウキです。筆者取材時の装備になりますが、一つのコスプレ撮影の形だと思って参考にしていただけると幸いです。

関連記事:X-T2とX-Pro2の2台持ちで挑む取材ライター ニコンから富士フイルムへ移行したワケは?

だい

コスプレからフィギュア、痛車、さらにはステージイベントなど自称日本一オタクベイントの取材を行うライター。年間100件以上のイベント取材、海外へは月1ペースで行っています。
愛用カメラは富士フイルムとニコン。
Twitter: https://twitter.com/nandakaomo
サイト: http://zakuzaku911.com/

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