- コラム
まさにこれは、手のひらサイズのフォトショップ。デキるiOSアプリ#12「Enlight Photofox:Photo Editor」
2018/04/23 by KMD
みなさんこんにちはKMDです。
またまた見つけてしまいました。素晴らしいアプリケーションを……。
曇り空の時に撮影した写真を「あとで晴空にしたい」時って、たまにありませんか?
他にも、「白とびしすぎて残念。もっと雲の質感が出したかった!」と思ったことはないですか?
今回紹介する「Enlight Quickshot」というアプリは、そんな願いを一瞬で叶えてくれる、すごすぎるレタッチアプリです。
実は晴空にするレタッチ機能は、ほんの一部の機能にしかすぎず、いろんなことが出来てしまう、やれることてんこ盛りなアプリとなっています。
App名: Enlight Quickshot、デベロッパ: Lightricks Ltd.
https://itunes.apple.com/jp/app/enlight-quickshot/id1254875992?mt=8
価格:無料
ただしPRO機能をアンロックするためにはサブスクリプションが必須です。
【1ヶ月プラン:450円 / 12ヶ月プラン:2200円 / 買い切り価格:7400円】
実はこのEnlightというアプリは、シリーズ展開されています。
レイヤー機能が使える編集アプリや、映像編集専門のアプリなど、クリエイティブに特化した秀逸なアプリケーションがラインナップされています。
出典:https://www.lightricks.com/
開発元はイスラエルのIT会社「Lightricks」です。
Appleが認めたアプリの称号である「Best of App」を受賞するほど、品質の高いアプリ開発を行なっている会社なのです。
出典:https://www.lightricks.com/
起動画面はこんな感じでシンプルです。アイコンが可愛いですね。
次に「こんな事が出来ますよ」という内容が、4スライドで説明されます。
まずは基本的な機能を一通り試せるようにデモ画像が4種類収録されています。
鳥の写真を選択してみます。
まずは基本的な色味・質感・雰囲気を変更する項目である「Primers」を試してみます。
いずれかを選択することで、写真の雰囲気をガラッと変えることができます。
そして今回の目玉機能である「晴空を作り出す機能」は、こちらの「Sky」アイコンをタップして使用可能です。
「Random」をタップ。
すると、上記のように瞬間的に背景に晴空が合成されます。
特に切り抜きなどしていない写真ですが、自動的に背景を認識した上で、自然な合成処理を行ってくれます。
さらにパラメータを調整する事で、雲の質感や量、時間帯の再現などが可能になります。
ライカレンズ搭載スマホ「HUAWEI Mate10 Pro」で撮影したこちらの写真に雲を合成しつつ、色味を変更してみます。
こちらが元画像。
背景は雲が見えるどころか、白とびしてしまい、何も見えない状態です。
しかし、PrimersやSkyを調整すると……
このように雲が合成され、晴空へと生まれ変わりました。
いかがでしたか?
アプリ単体でこんなことが出来てしまうのは、驚きですよね。
このアプリは雲を合成するという特徴的な機能が目玉なので、他にはないアプローチの仕方かと思いました。
また、その他の機能も大変充実しているのでフィルターをかけるだけでも、十分重宝するアプリになるのでは。と思います。
本当にすごいので、
ぜひみなさん、騙されたと思って試してみてください!
それでは良いカメラライフを!
App名: Enlight Quickshot、デベロッパ: Lightricks Ltd.
https://itunes.apple.com/jp/app/enlight-quickshot/id1254875992?mt=8
価格:無料
1992年生まれ。マジシャンを経て、グラフィックデザイナーへ転身。
趣味は写真とガジェット集め。
愛用機はCanon EOS 6D MarkⅡである。
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