暗くても写せる!? 最も新しいオールドレンズNokton 40mm F1.4の魅力

2017/07/14  by 富竹次郎

こんにちは、富竹です。

今回は、めちゃくちゃ暗い場所でも写せる、Nokton Classic 40mm F1.4レンズの魅了についてご紹介します。

夜の名を冠するレンズ

バーカウンター SONY α7II, Voigtlander Nokton Classic 40mm F1.4
SONY α7II, Voigtlander Nokton Classic 40mm F1.4

Noktonとは、Nokt=夜を意味していて、夜の暗い場所でも写せるために作られた大口径レンズです。

Voigtlander(フォクトレンダー)というドイツのメーカーのブランドを、長野県のレンズメーカー・コシナが開発し、作り出されたレンズの1つがこちらです。

コシナはもともと格安レンズメーカーとして知られていましたが、Voigtlanderブランドでは挑戦的なレンズを売り出すメーカーとして知られています。

Noktonには、ほかにもNikon用の58mmF1.4マイクロフォーサーズ用 F0.95の大口径レンズをリリースしています。

今回ご紹介するのはそのなかでもあえてオールドレンズ風に写るように作られたNokton Classicのひとつ、ライカM用の40mm F1.4です。

暗くても手持ちで撮れる

喫茶店 Canon EOS M, Voigtlander Nokton Classic 40mm F1.4
Canon EOS M, Voigtlander Nokton Classic 40mm F1.4

こちら、夜中のとても暗い喫茶店で撮影したものです。さすが夜を写すレンズ、綺麗に写ります。ボケも美しいですね。

本来このような撮影シーンでF2.8やF3.5のレンズを使うと手ブレしやすくなり、綺麗に撮るのは難しいです。

ボケ味がオールドレンズ風

シーシャ SONY α7, Voigtlander Nokton Classic 40mm F1.4
SONY α7, Voigtlander Nokton Classic 40mm F1.4

こちらも暗い店内撮影をしたものです。
背後はきれいな玉ボケです。現代のレンズでは非球面レンズを使っているため、このような写り方になりません。Nokton Classicは、あえてオールドレンズと同じ球面レンズを使っているため、面白いボケ味になるんです。

グラス SONY α7II, Voigtlander Nokton Classic 40mm F1.4
SONY α7II, Voigtlander Nokton Classic 40mm F1.4

こんな感じに、ふわっとボケます。

周辺減光の味

信号 SONY α7II, Voigtlander Nokton Classic 40mm F1.4
SONY α7II, Voigtlander Nokton Classic 40mm F1.4

夜の信号機にピントを合わせてパシャリ。手持ちでもここまで写ります。左手の建物を見ると、周辺にいくに従って、だんだん暗くなっているのがお分かりでしょうか。これが周辺減光です。

周辺減光はレンズの欠点とされ、現代レンズではできるだけ少なくなるように設計されています。しかし、うまく使えばレンズの味になるんです。ソフトでわざと周辺減光をかける人もいるくらいです。

最後に

路地裏 SONY α7II, Voigtlander Nokton Classic 40mm F1.4
SONY α7II, Voigtlander Nokton Classic 40mm F1.4

このレンズは、ライカM用のレンズため、ミラーレス一眼にマウントアダプターをつけるか、ライカMシリーズを買わなければ使うことができません。マニュアルフォーカスで、絞りも手動です。

しかし、他のレンズには代え難い、独特の個性があります。
価格は新品でも40,000円程度。極端に高いレンズでもありません。

ぜひみなさんもお手にとってみてください。

それでは、楽しいカメラライフを!

VoightLander 単焦点レンズ NOKTON classic 40mm F1.4 131507

富竹次郎

フリーのカメラマン。1988年生まれ。2010年より写真家・水谷幹治に師事し、純喫茶・ドヤ街・商店街など滅びゆく昭和をテーマに作品制作を行う。

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