【CP+2019】Panasonic LUMIX S1 vs SONY α7III 瞳AF対決

2019/02/28  by 編集部 ともりん

どうもー! Camoor編集部 ともりんです。本日2月28日(木)より日本最大のカメラ展示イベント“CP+2019”が神奈川県横浜市の“パシフィコ横浜”にて開幕しました。この記事では筆者が気になっていたPanasonic初のフルサイズミラーレス“LUMIX S1”とSONY α7IIIのリアルタイム瞳AFをレビューいたします。

瞳を十字マークで正確に検知する“LUMIX S1”

2019年2月14日にCanon EOS RPと同日にPanasonicより発表された“LUMIX S1”を触ってきました!

CP+2019 瞳AF
CP+2019 瞳AF
持ってみた感じ、ずっしり重みを感じました。お借りしたレンズは24-105mmのズームレンズ。システム合計は約1.7kg、最新のMacBook Pro13インチとiPhone XS2台分を足したぐらいの重たさです。



CP+2019 瞳AF
CP+2019 瞳AF
背面液晶はチルト式。下向きには約45度、上向きには90度ほど角度をつけることができます。



CP+2019 瞳AF
それでは気になる瞳AFチェック。LUMIX S1は瞳を十字マークで正確に捉える表示が印象的でした。ステージは明るく、モデルさんに照明がキレイに当たっていた環境下だからかもしれませんが、瞳検知速度は一瞬でした。全然迷うことなく瞳を検知します。



CP+2019 瞳AF
黄枠のジョイスティックを押すと、ピントの当たる瞳を切り替えることができます。開放F値の明るいレンズで効果を発揮しそうですね。

動きに強い! SONYの“リアルタイム瞳AF”

CP+2019 瞳AF
フルサイズミラーレスブームの火付け役、SONYブースの目玉は開放F値1.8の明るい中望遠単焦点レンズFE 135mm F1.8 GM”。サイズは最大径89.5mm×長さ127mm、重量は950g。Canonの“EF135mm F2L USM”は最大径82.5mm×長さ127mm、重量750gですので、若干大きく重たいレンズになっています。しかし、開放F値1.8は魅力的! 最強のポートレートレンズだと感じました。



CP+2019 瞳AF
CP+2019 瞳AF
では、瞳AFチェック。SONYの瞳AFは緑の四角い枠で瞳を検知します。デモ機はレンズ側についているボタンを押すことで瞳AFが作動する設定になっていました。

リアルタイムAFの精度は動画で公開します。たまに唇にピントが当たり追いかけてしまいました。左右の瞳検知は手前のものに当たるようになっています。説明員さんにお話をお伺いしたところ、今後のファームウェアアップデートでピントの当たる瞳の切り替え機能も実装されるそうです。

まとめ

Panasonic vs SONY 瞳AF対決、筆者個人的にはPanasonicが勝っているように感じました。左右の瞳AF切り替えは凄い! F値開放で人物を撮影する際はとても便利です。SONYのリアルタイムAFは動画撮影をした際に効果を発揮するものですね。しかし、Panasonic、SONYともに瞳検知速度は同じぐらい速かったです。コスプレ撮影の現場では、短時間で正確に瞳にピントを当てて撮影する技術が求められるので、この技術の進化はありがたいです。α7IIの瞳AFは精度が悪いので、そろそろ買い替えたくなりました。

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写真:田中 正清

関東中心に主にインタビュー、建物の撮影をしています。


文:Camoor編集部 ともりん

Webディレクター兼編集者、たまにライター。愛機はSONY α7Ⅱ。ミラーレスなのにフルサイズ機なところがお気に入り。

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