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夕暮れ撮影テクニック@上野
2017/10/12 by 編集部 ともりん
どうもー! Camoor編集部ともりんです。カメラマン田中正清先生とお散歩シリーズ第3弾は夜景撮影! 先日、正清先生と芝浦ふ頭にある某スタジオを見学させていただきました。スタジオ付近、ロケーションが素晴らしく夜景がとてもキレイ! 帰り道、お散歩がてら撮影するしかないでしょ! というわけで、夜の芝浦ふ頭〜田町のお散歩、スタートです。
まずは、芝浦ふ頭。
正清先生:
「アンダー気味に撮ってみました。」
ともりん:
「手前の街灯の光芒がキレイに出てますね! 首都高は橋が見えないので光のリングが浮いてるみたい。近未来的でかっこいい!」
正清先生:
「次はちょっと明るくして撮ってみましょう。」
ともりん:
「うおおおぉ!! 首都高が強調されましたね!! 首都高って走りにくくて運転するのは嫌いなんですけど、建造物としての魅力は最高です。大好きなんです。ダイナミックなアーチ、幾重にも重なる立体交差……いろいろな角度から撮影したいです!!」
正清先生:
「あ、はい、そうですね。」
ともりん:
「すいません……熱くなりました……」
正清先生:
「次はもう少し暗くして、レインボーブリッジを強調してみました。首都高もうっすら見える感じです。」
ともりん:
「レインボーブリッジに目を奪われがちですが、首都高も見えてるところに正清先生の優しさを感じます! ありがとうございます。右奥にはお台場の観覧車が虹色に輝いてますね。そういえばレインボーブリッジって白いのに何でレインボーなんですか?」
正清先生:
「あ、すいません。船撮ってました。甲板の光が素敵ですよ!」
ともりん:
(スルースキル高いんだよなぁ……)
正清先生:
「ここから15分ぐらい歩くと田町みたいです。お散歩がてら歩きますか。」
ともりん:
「そうしましょう!」
ともりん:
「田町到着! 見てください! タワーマンションですよ! この辺、海が近くて街はキレイでいいところですね。」
正清先生:
「まずは一枚、タワーマンションを撮ってみましょう。」
ともりん:
「街灯で作った二本のラインの間から見えるタワーマンションが素敵! 左下のスペースの横断歩道も良いアクセントになってますね。」
正清先生:
「街灯、信号の光芒もいいですよね。次はガードレールをかっこ良く撮りますよ!」
正清先生:
「どうですか? 人を入れることでドラマチックな雰囲気になります。」
ともりん:
「風景を写す時って、通行人入るの嫌だったんですけど、正清先生の写真を見るとかっこいいですね!」
正清先生:
「通行人も風景の一部なんです。いろいろ計算しながら撮影してみてください。次は芝浦運河行ってみましょう。」
正清先生:
「ちょっと遊んでダイナミックに斜めに撮影してみました。」
ともりん:
「なかなかこんな構図で撮れないです……左上から右下にかけてのラインが素晴らしいです。」
正清先生:
「写真に慣れてきたら、いろいろ遊び心を持って撮影してみてください。そうやって自分だけの作品を作っていくんです!」
正清先生:
「こちらは一般的な構図。」
正清先生:
「こちらはちょっと遊んだ構図。画面いっぱい使ってイルミネーションの輝きを撮ってみました。」
ともりん:
「斜めの写真いいですね。画面をダイナミックに使う構図を考えるのは難しいけどチャレンジしていきたい手法です。」
正清先生:
「運河に架かる短い橋のイルミネーションも構図を工夫するとこんなにダイナミックになります!」
ともりん:
「うぅ……なかなかこんな画作りできませんよ……」
正清先生:
「あとは余計なものを敢えて入れて奥行きを出すとか。こんなテクニックもあります。」
ともりん:
「私なら欄干の隙間、もしくは上から撮っちゃうかな。手前に欄干が写り込むと全然違った面白い雰囲気になるんですね!」
正清先生:
「いかがでしたか? 夜景撮影おもしろいですね。また行きましょう。」
関東中心に主にインタビュー、建物の撮影をしています。
Webディレクター兼編集者。愛機はSONY α7Ⅱ。ミラーレスなのにフルサイズ機なところがお気に入り。
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