写ルンですで映えるんです!女子旅in台湾 part2

2018/11/6  by Camoor編集部 ゆい

こんにちは!インターンのゆいです。

さて、前回記事の続きです。これまでの流れを軽くおさらいしておきますね。

前回記事:写ルンですで映えるんです!女子旅in台湾

今回、友人と3泊4日で台湾旅行に出かけたので、思い出を残すために“写ルンです”を持っていきました。
写ルンですを使用する際、

・フラッシュの使い分け
・距離感
・手ブレ&指の映り込み
・空港での持ち物検査

という4つをポイントとして撮影してきました。
そして、この記事で撮影した写真を台湾の思い出とともに紹介していきます。撮影時の反省も書き込んでいるのでぜひ参考にしてください。

写ルンです作例


西門町

まず、台湾に到着して向かったのは西門町です。台湾の原宿とも言われているだけあって、観光客や若者で賑わっていました。
ここではとにかく街の賑わいをカメラに収めるべきだと思い、“屋外&暗いところではフラッシュ”を意識してパシャリ。
写ルンです 台湾
味があるといえばあるように見えますが。先述したように、写ルンですのフラッシュが届くのは3mまで。漠然と景色全体をきれいに撮るのは難しかったようです。ただ、人物にはしっかりと光が当たるようで手前のお兄さんの決めポーズはしっかりと捉えました。(通りすがりの現地の方)


映画館

続いても西門町での1枚です。映画館の看板が漢字だらけで(当たり前)フィルム映えしそうだな〜と思いパシャリ。
写ルンです 台湾
少し見切れていますね。ファインダー越しの画と撮れる画が違うという写ルンですの特徴を表した1枚となりました。こちらもフラッシュを焚いたのですが、綺麗に色が出ていると思います。そしてやはり、手前の人物には光がよく当たりはっきりと写りますね。おじさまおばさまがいい味出してくれています。


士林夜市

続いて、台湾といえば! そして今回の旅の醍醐味! 夜市に行ってきました! 夜市では、多くの屋台や露店が立ち並んでいて、食事やショッピング、ゲームなどが楽しめます。今回は台北最大とも言われている“士林夜市”に行ってきました。
写ルンです 台湾
こちらも看板から夜市の賑やかさを伝えようとシャッターを切りました。台湾は看板が華やかで見ていてワクワクします。手前の看板には綺麗に光を当てることができましたが、この写真、本当はそれらの看板に下に人がいるんですよね。そこまでは光が当たらなかったようです。ターゲットにうまく光があたっているかどうか、確認や調整ができないのが写ルンですの難しいところです。夜間は特に、写したいものを定めて近づくことがポイントですね。


屋台風景

夜市に到着すると、ズラリズラリと屋台が立ち並んでいます。どれも美味しそうなのでなかなか前に進めませんでした(笑)
写ルンです 台湾
次はおねえさまが写り込んでしまいましたが、なんだか押入れの奥の方から発掘されたような写真を撮ることができました。奥にある鮮やかな看板の色も捉えられています。人は遠くなればなるほど、写りにくくなりますね。学んできたぞ。


魯肉飯

今回の旅では友人と事前に、「タピオカは何回も飲もうね!」と約束していました。そしてもう1つ約束していたのが……魯肉飯(ルーローファン)です。魯肉飯はトロトロした角煮がご飯の上に乗っている食べ物です。もう字面だけで美味しいですよね。そんな魯肉飯をみなさまにおすそ分けしたくて! 撮ってきました!
写ルンです 台湾
見えない。
これはついに失敗してしまいましたね〜。室内で撮影したのですが、明るかったのでフラッシュを焚くのを忘れてしまったようです。自分に注意点を叩き込めきれていなかった……。
ここでは店内の様子も撮影しましたが、同じくザラザラしてボヤッとした写真になりました。
写ルンです 台湾
ただ、撮りたい画は捉えることができました。当たり前ですが、メニューも全て漢字でかっこいいですよね。完全ではないけれど、所々理解できそうなところが台湾の街並みの面白いところです。


バイク

台湾といえば、大量に走行しているバイクも名物です。それはそれは日本とは比べ物にならないくらいのバイクが行き交っています。そして運転が雑。乗り方も危ない。調べてみると、やはりそこそこ交通事故は多いみたいです。台湾に行かれる方は十分に注意をして歩行してください。
たくさん走っている分、たくさん街にバイクが置かれています。こんな感じに。
写ルンです 台湾
かっこよく撮れてますね! 暗い路地で撮影したのですが、フラッシュがいい仕事をしてくれています。奥行きを意識した構図で撮影しました。


プリクラ

日本でも若い女性の間で大人気のプリクラ、台湾にもありますよ。ただ、置いてある場所が少し変わっています。それは、“駅”です。ゲーセンではないんですよ〜。ちなみにゲーセンの中もくまなく探したんですけど、台湾のゲーセンにはUFOキャッチャーしかありませんでした。あと、6枚撮影して1枚しか印刷できません。しかもバカでかい。なんといっても盛れない。完全に旅行の思い出として楽しみました。外観はこちらです。
写ルンです 台湾
撮れ高としては上位に入るくらい気に入っています。プリ機の様子を伝えたかったのでここは日の丸構図を選びました。プリ機自体も発光していたので、はっきりと写せました。


朝食

さて、2日目。この日は現地で新幹線に乗ってお出かけするため早起きをしました。朝食はホテルのバイキングで済ませたのですが、そこにも大好きな魯肉飯がありました。2杯目記念にパシャリ。
写ルンです 台湾
ん〜魯肉飯に嫌われていますね、完全に。何も見えない。他のお客様も居たのでフラッシュ撮影を遠慮した結果です。構図も、自分がフィルター越しに見ていたイメージとは変わってしまっています。残念!


全家

台湾でも日本にあるチェーン店をよく見かけます。こちらもそのうちの1つ。
写ルンです 台湾
台湾ではファミリーマートを“全家”と表記します。なんだか面白いですよね。さらに味のある建物の中に店舗が構えられているのが台湾らしいなと思い撮影しました。街の雰囲気とのミスマッチ感がかっこいいです。


I’m talato

2日目はこのお店をお目当てに台中までやってきました。台中は台北から新幹線で約1時間ほどのところにあります。
こちらのお店は店内がモチーフで飾られていてとてもカワイイとInstagramで話題になっています。
写ルンです 台湾
訪れたのはお昼前でしたが、店内は薄暗かったためフラッシュを焚いて撮影しました。立地的に日光もあまり入らなそうだったので、フラッシュ必須です。右側ではアイスに埋もれて写真の撮れるスポットがあります。やはりそこで写真を取られる方が多いのですが、その周りのレイアウトもとてもかわいかったので、全体が見える構図で撮影しました。個人的には、トイレの案内マークがソフトクリームになっていたのがツボでした。アイス屋さんとトイレをかけている遊びゴコロにぐっときました。あくまでも、ソフトクリームです。


道路

何度も言っていますが、やはり街に溢れる漢字がかっこいい。見慣れた漢字が見慣れない配列で並んでいるのがしびれますね。
写ルンです 台湾
こちらは歩道橋の上から撮影したので奥行きの出た写真になりました。消失点構図に近いですかね。構図を意識すると写真にグッと動きが出て楽しくなります。


バス

旅の面白いところって、日本との違い、いわゆる“非日常”が味わえるところですよね。台湾は同じアジア圏ということで全く異なるわけではないですが、それでもやはり街のいたるところにその国らしさが感じられます。
バスもそのうちの1つです。降車ボタンが全席にないこと、椅子が硬いこと、向き合う席があることなどの違いを感じました。
写ルンです 台湾
また、車内案内で日付が表示されていたので記念に収めました。バスの持つ薄暗い雰囲気がフィルムのザラザラ感と暗さにぴったりでした。


ターミナル

実はバスの乗り換えに失敗して目的地とは逆のターミナルまで行ってしまいました。
大きな待合室があったのですがそこもなんとも薄暗い雰囲気で、フィルム映えしました。
写ルンです 台湾
この暗さが人の少ない室内の雰囲気を思い出させます。人がなるべく写らないようにカメラを高めに掲げて撮影しました。


スタバ

やはりスターバックスは台湾でも大人気。下校時刻と重なり、現地の学生が列をつくっていました。
写ルンです 台湾
溢れる人々の様子を残すためにこの構図で撮影しました。三分割法を意識しています。スタバマークが切れてしまったのが残念。撮影できる範囲の感覚を掴むにはまだまだ経験が足りなそうです。


魯肉飯

こちらは三杯目の魯肉飯屋さんです。『台湾 魯肉飯』で調べるとどのサイトでも高確率でオススメされている人気店“金峰魯肉飯”です。
写ルンです 台湾
建物の古さが写ルンですの雰囲気とマッチして、数十年前に撮影したような写真になりました。二分割構図にしては重心が少し下になっていますが、小汚い廃れた建物と、そこに店をかまえる人気店との対比を表しました。
ここの魯肉飯は本当に美味しかったのでとてもおすすめです! 脂っこすぎず、ぱくぱく食べられました。
写ルンです 台湾
写真にも収めたのですが、やはり失敗してしまいました。食べ物の写真はいつもの感覚で近くで撮ってしまうんですね。1m以上離れましょう。欲を言えば店内の雰囲気と合わせて撮影できる良かったですね。大衆食堂のような雰囲気があって地元でご飯を食べているような気分でした。悔しい!
写ルンです 台湾
食べ物つながりでの失敗例がもう1つあります。屋根のある屋外のお店で撮影したのですが、照明のせいかオレンジの強い色になりました。このぼやぼやした感じはあまり好きではないので、フラッシュを焚いて明るくするべきでした。


中正記念堂

訪れるのは2回目の中正記念堂。丁度工事の時期と重なったようで、所々覆われている箇所もありました。
実は、今回一番できの良かった写真がここで撮影写真でした! それがこちら。
写ルンです 台湾
“逆さ富士”ならぬ“逆さ中正記念堂”です。前回記事を書いた際に学んだテクニックを手前の水たまりを見た際に思い出したので早速使ってみました。

関連記事:イマドキ女子の必需品!一眼カメラデビューしてみた!

現像するまでドキドキでしたが、無事思い通りに撮影ができていてとても感動しました! 旅の4日間はお天気が悪かったので曇り空ですが、中正紀念堂の白さとの統一感もあり、気に入っています。
写ルンです 台湾
こちらは本堂に置かれている蒋介石の座席像を撮影する人たちを撮影した写真です。観光客が一斉にカメラを向けている様子がなんだか面白かったので撮ってみました。建物内は暗いですが、屋外と繋がっているのでその光で撮影ができました。
写ルンです 台湾
台湾の街ではこの国旗を見かけることが多かったです。空に向かって風になびく旗が可愛かったんです。空の撮影はうまくいく確率が高い気がします。
写ルンです 台湾
2つ並んだ感じがおしゃれでした。ゴミ箱って写真に撮ると何故かおしゃれに見える気がします。日本では、可燃・不燃での分別が一般的ですが、台湾では主に一般ゴミ・資源回収と分けられていることに気づきました。ふとしたところから文化の違いが見えて楽しいです。


九份

旅の最後は、もちろん行ってきました! 九份! 高校の修学旅行ではなぜか訪れなかったので、結構楽しみにしていました。九份は人も多いし、お腹もそんなに空いていなかったので、タピオカをいっぱい飲んであとは街をぐるぐる回ってお土産を選びました。
写ルンです 台湾
街には、“九份”と書かれた赤いちょうちんがズラリと吊るされていました。どこを歩いていても吊るされています。ライトアップに合わせて訪れたので、撮影した時刻は夕方5時位でした。お店も狭い通路に立ち並んでいて、明るくはないのでフラッシュ必須でいいと思います。
写ルンです 台湾
こんな感じで外にもズラリと。ここでは人も多かったのでフラッシュを焚きませんでした。暗いけど街並みに合った薄暗い写真になるので、わざと焚かないのもおすすめです。雰囲気に合わせましょう。
写ルンです 台湾
こんな感じでお店のある通りは結構暗いです。人は1〜3mであればフラッシュがしっかりあたってくれるので綺麗に撮影できます。私は人をハッキリと写るように撮影するのが好きなのでフラッシュと距離感は気にしています。
写ルンです 台湾
こちらは真っ暗な中で光る看板を撮影したのですが、あまりうまく撮影できませんでした。
フラッシュを焚いていなかったからでしょうか。
写ルンです 台湾
1つ段の下がった場所にあったお店がなんとも怪しい雰囲気を出していました。フラッシュを焚いてもこんな感じです。奥行きの出せる構図で撮影できたら場所の面白さが伝えられたかな。
写ルンです 台湾
日も落ちてきてライトアップしてきた頃に、定番スポットに向かいました。やはりこの機種ではなかなかうまく夜景や光を撮影することはできませんね。悔しい。iPhoneを使って同じアングルから撮影したものは良い感じに撮影ができていたので、やはり絞りとシャッタースピードが問題でしょう。どうしてもこの風景を綺麗におさめたい方は明るい時間に撮影する・写ルンですハイスピード1600をどうにか手に入れる、もしくはデジタルカメラなどで撮影をすることをおすすめします。薄暗い雰囲気の写真も結構好きなので気に入っています。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回の記事では実際に写ルンですを使って撮影した旅行先での思い出をご紹介しました。
私の撮影技術が至らない点も多かったですが、やはり台湾は“フィルム映え”する街でした。
今回の撮影で私が注意したのは

・フラッシュの使い分け
・距離感
・手ブレ&指の映り込み
・空港での持ち物検査

でした。これらの点を振り返ってみると、フラッシュはまだまだ使い分けが完璧ではなかったので、シーンごとに思ったと通りの明るさで撮影できるように回数を重ねていきたいです。少し暗くてもフラッシュを焚かないことで逆に雰囲気の出る写真もあったりしたので、テクニックとして身につけたいですね。距離感も近づきすぎてしまう事が多々ありました(特に食べ物系……)。何事もそうですが、何度も撮影して、確認することが上達の鍵だと思います。その際に、1枚1枚写真のコンセプトや、どんな写真が撮りたいかを考えて撮ると振り返りもしやすいし、動きやすくなるので良いと思います。
とにかく“写ルンです”での撮影は、撮影前から撮影後、現像までドキドキワクワクがたくさんあります! 皆さんもぜひ写ルンですで普段とは少し雰囲気の違う写真を撮って思い出に残してみましょう!

前回記事:写ルンですで映えるんです!女子旅in台湾

Camoor編集部 ゆい

インターン中の現役女子大生。
小学生のころからのアイドル好きで、毎日動画や写真を観ては元気をもらっています。
趣味はカラオケで覚えた振り付けを歌って踊ること!
生まれ変わったらアイドルになります!

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