江戸文化×最新テクノロジー！「hokusai＆TOKYO 水辺を彩る江戸祭」に行ってみた

どうもー！ Camoor編集部 ともりんです。2018年3月17日（土）、東京・お台場海浜公園にて「hokusai＆TOKYO 水辺を彩る江戸祭」が開催されました。ただでさえ美しい夜のお台場海浜公園が様々な光の展示で彩られる本イベントをNikon D850で撮影してきました！ 使用したレンズはタムロンの「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2」と「SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2」です。今回はこちらのイベントレポートをお届けします。

hokusai＆TOKYO 水辺を彩る江戸祭とは？

葛飾北斎の浮世絵などに描かれた江戸の昔から続く東京の美しさ「水辺の賑わい」、その賑わいを最新テクノロジーによって大胆かつクールにアレンジし、東京を代表するウォーターフロント・お台場に新たに祭空間を立ち上げるというもの。まさに「クールジャパン」なイベントです。目玉企画は夜の「水幕電子描画（ウォータープロジェクションマッピング）」。北斎の名作「富嶽三十六景」と大人気スマートフォン向けゲーム「Fate / Grand Order（FGO）」がコラボレーション！ 夜の東京湾水上に幻想的なCG映像が出現しました。

水上のCGアート「水幕電子描画（ウォータープロジェクションマッピング」

水辺を彩る江戸祭の目玉企画「水幕電子描画（ウォータープロジェクションマッピング）」は東京湾に毎分4,000リットルの水を噴き上げ幅40メートル、高さ20メートルの水幕を作り、そこにCG映像を投影する最新テクノロジーを駆使したコンテンツです。

こちらが水幕です。




暗くなりテスト映像を投影。船の上にプロジェクターを設置して水幕に映像を投影しています。船は波の影響、水幕は風の影響で揺れます。調整が難しそう……。観客からは「がんばれー！」の声が。




hokusai＆TOKYOのロゴから映像スタート。




水幕電子描画が始まるとこの人だかり！




レインボーブリッジを背景にFGOのキャラクターが出現！ まるで現実世界に顕現したようです。






こちらは最新テクノロジーで描画された北斎の巨大な浮世絵。




北斎の絵を見に行くFGOのサーヴァント。






FGOの宝具演出も巨大な水幕に描画されました。





観覧車やお台場海浜公園から見ることのできる夜景も映像に。背景が透けているため、不思議な空間を演出していました。

こちらの映像は松竹株式会社による映像監修のもと、クリエイティブカンパニー、ネイキッド（NAKED Inc.）が制作。トップクリエイターの創り出す映像表現に見惚れてしまいました。

水幕電子描画だけじゃない！ 美しい光のアートたち

水辺を彩る江戸祭、水幕電子描画以外にも魅力的な展示はまだまだありました。写真映えするものをピックアップして紹介します。
 

北斎浜辺巨大浮世絵

約8,000個のペーパーランプを縦20メートル、横60メートルに配置。あかりは7色あり、巨大な北斎作品を描いています。手持ちの機材では全景を捉えられない……。ドローンで空撮しないとあかりの浮世絵を見ることはできないですね……。それほど巨大です！ でも地上から撮影しても綺麗ですよね？ 高層ビルの夜景、カラフルにライトアップされた木々、ペーパーランプのやさしい光、いいじゃないですか。息を飲む光景でした。シャッタースピードは8秒開けています。
 

北斎巨大提灯−龍虎−

巨大な「龍図」と「虎図」の描かれた提灯が。ここは何かのゲートかな？ 赤く照らされ不気味な雰囲気ですね。この先には何があるのか……。
 

百鬼夜行街道

北斎巨大提灯−龍虎−の先には百鬼夜行街道がありました。北斎の妖怪画が提灯に……。妖怪たちが浮遊しているようですね。この提灯、人のいないところで灯っていたら逃げ出しますね。不気味だ……。

まとめ

江戸文化×最新テクノロジーが魅せる「hokusai＆TOKYO 水辺を彩る江戸祭」、いかがでしたか？ FGOファン、お台場観光客、訪日外国人、幅広い方が楽しめるお祭りになっていました。このイベントが一夜限りだなんてMOTTAINAI！ ぜひ次回開催も期待したいですね。

しかしお台場海浜公園はイベントが開催されてなくても美しいです。明日は祝日。お台場に遊びに行かれる方はカメラを持って江戸時代から続く美しい「水辺の賑わい」を撮影してみませんか？

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