- コラム
【レビュー】FUJIFILM X-E3を開封&オシャレにカスタマイズ
2018/03/7 by だい
こんにちは!インターンのすえこです。
音楽や写真やアートが好きで、休日はライブに行ったり美術館や展覧会を巡ったり、カメラを持って映えの旅をしていたりする現役女子大生です!
愛機はNikonD5500ですが、荷物を減らしたいゆえに最近は専らインスタントカメラ類やiPhoneで撮ってしまっています。笑
さて、秋が深まるにつれて涼しくお出かけしやすい気候になりましたね。
秋ならではのアクティビティや旅行に行かれる方も多いのではないでしょうか?
かくいう私も、先日1泊2日で人生初の箱根に行ってきました!
今回は、旅行の中でも特にエンジョイできたスポット、『箱根 彫刻の森美術館』について書いていこうと思います。
自然に囲まれた空間に点在するアートの数々……“映え”への欲が湧き上がりますよね!
しかし、ただ写真を撮るだけでは味気ないと思い、チェキで撮ることにしました!
“チェキ独特の色味や味を活かして、思い出を形で残そう” がテーマです。
チェキって簡単そうに見えて、意外と難しいんですよね。
撮ってみると、「あれ?」となってしまうことは多々あるかと思います。
今回は、最近チェキデビューしたという方々にもすぐ使えるワザもお伝えしていきます!
また、箱根に行く予定のある方にもおすすめしたい内容になっているので、ぜひ最後までご覧ください!
最寄り駅は小田急箱根ケーブルカーの、彫刻の森駅です。駅を出て左側に進み徒歩2分。駅を出るとすぐに見えてきますよ。
箱根湯本駅からだと、箱根登山電車で強羅駅まで行き、強羅駅でケーブルカーに乗り換えて彫刻の森駅にたどり着けます。
この時点で二つの交通機関を使いますし、ICカードが使えない駅もあります。
箱根の観光スポットを巡るなら、箱根フリーパス(2日分から) もしくは、箱根登山電車&ケーブルカーの1日乗車券を買うとお得かつかなり楽ちんですよ!
美術館のチケット代は
一般 1600円
大学生・高校生 1200円
中学生・小学生 800円
となっています。
20名以上から販売している団体チケットや、インターネット割引・フリーパス割引などもあるため、チケットを買う際はどんな割引が適用できるか探してみることをおすすめします!
箱根フリーパス
https://www.odakyu.jp/ticket/couponpass/hakone/
登山電車・登山ケーブルカー1日乗車券
http://www.hakone-tozan.co.jp/rate/good-value.html
箱根 彫刻の森美術館
http://www.hakone-oam.or.jp/
詳しくは各公式サイトをチェックしてみてください♪
私が使用したのは、FUJIFILMのinstax mini8 という機種です。
Hi-key、家、雲、晴れ、快晴 の5つの撮影モードがあり、左から右の順でF値が高くなります。
周りの明るさを感知して適切なモードの箇所のランプが光る仕組みになっているのですが、電源を入れるたびに撮影モードを変えるのを忘れてしまうことが多く、暗すぎてボツになってしまった写真が何枚もありました……。
フィルム1枚1枚が安くはないため、みなさんも撮る直前にモードがあっているかどうか確認する作業を忘れずに行いましょう!
また、instaxは60cmより近い距離で被写体を撮ってしまうと、ピントが合わなかったり、ズレがひどくなってしまいます! 被写体までの距離にも注意しましょう。
それではここから、実際に撮ってきたチェキをお見せします!!
1枚目はこちら!
真ん中部分が白飛びしてしまっていますね……。笑
この彫刻を見て真っ先に思い浮かんだのは、“準備運動”でした。
彫刻がまるで生きているかのような、生命力に溢れたイメージで撮りたいと思いました。
彫刻自体が向かって右を向いているので、目線の方にスペースを作った構図にしたことで
朝起きてのびのびとストレッチをしているかのような様子を演出できたんじゃないかなと思います!
続いて2枚目!
また、左上に謎のシミが……!
こちらはシャボン玉をイメージして作られたもので、小学生のお子さんに限り、中に入り探検して遊ぶことのできるアトラクション系の作品です。
右のほうに映っている別の彫刻を構図内に入れることにより、この作品の大きさがわかりますし、ドンっと迫力も出ました!
3枚目です。今度は横向き!
こちらは内部が『ネットの森』というアトラクションになっているのですが、重ね合わせた木材造りの外観がすごく魅力的だったので撮ってみました。
下部をあえて映さなかったことで、この建物の存在感を主張してみました。
広々とした空とがっしりとした造りを対比させて、浮かんでるように見せたかったんです。
4枚目。こちらも横向きですね。
『ピカソ館』の外観とオブジェです。建物に張り付けてある、“PICASSO”の文字がすごく大きくて圧巻だったので、文字を単体で撮ろうかなとも思いました。しかし、チェキ独特の色味も相まってジオラマのような世界観を演出してみたかったので、あえて遠くから撮ることにしてみました。
人がたまたま映り込まなかったのはラッキーでした。笑
5枚目です。こちらはステンドグラスで覆われた塔の内部の写真です。カラフルなガラスの色をチェキの色味で出したいと思い撮影しました。
ステンドグラスの色と、境目とがまだらになって幻想的な雰囲気があります。
一面ステンドグラスで囲まれた空間がとても綺麗だったのでそれを表現したかったのですが、広がっている感じが出せませんでした……。残念。
6枚目です。こちらの作品はワンピースを着た女性のオブジェでした。
ただっ広い芝生に佇んでいる姿にどことなく哀愁を感じました。
どうやったら哀愁がもっとでるかな? と考え、背中側から撮り、彫刻の表情を見せないことで哀愁漂う女性の姿を表せたんじゃないかと思います。
むなしく広がる空も相まって、物思いにふけってそうな雰囲気でましたよね。
ラスト! 7枚目!
小さな男女が手足を伸ばしてつながっています。
赤と黒のコントラストが素敵だったので撮影しました。
見上げる構図で撮影したこともあり、赤い女性たちの体がのびのびしている感じがします。
黒い男性たちのほうは潰れてしまって見えにくくなってしまいました。
ですが、この赤色がチェキだとすごく味のある綺麗な赤色で出たので、個人的にはお気に入りです。
以上が撮影してきた写真の紹介でした。
ここからは、チェキを撮る際のコツについてお伝えしていこうと思います。
今回私が撮影してきたチェキには、遠くから被写体を撮るものが多かったため構図の大きな失敗はありませんでした。
しかし、被写体をアップで撮るときはファインダーから覗いた構図がばっちりでも、印刷された写真は構図がずれてしまっている、ということがあるんです。
この現象はチェキの造りが原因で起こるものです。
ファインダーの位置と、レンズの位置が離れているため、その分ずれて写ってしまうんですね。
分かりやすく図で解説します。
これらの図のように、もしアップでなにかを撮るときは、実際のファインダーから見た構図を
縦向きの写真は少し左下にずらすっと、写真は被写体が真ん中にくるようになります!
横向きであれば、被写体を左上に持っていくと、実際の写真では真ん中にきます。
大切な記念の写真をチェキで撮る際、ずれて見切れてしまったりしたら台無しになっちゃいますよね。
感覚をつかめるまで少し時間がかかるとは思いますが、チェキ初心者の方はこのことを頭に入れておいて損はないと思います!
また、私からもう一つお伝えしたいのは
寒い時期に撮影するのであれば、出てきたフィルムはすぐに手で温める or 温かいポケットに入れるべし
ということです!
現像に適した温度は5℃~40℃と言われています。また、温かいほうが早く色が出てきます。
これは私の感覚なのですが、温かくすると発色も良くなるような気がするので私はカイロにあてたりしています。笑
よく、フィルムを振って早く現像を終わらせようとする方がいらっしゃいますが、それは絶対やってはいけません!
フィルムの白い余白部分には「現像剤」と呼ばれるものが入っています。
フィルムが本体から排出される際、現像剤が入った袋をローラーでフィルム全体に均一に広げることで、撮影した画像が浮かび上がるという仕組みになっています。
そのため、フィルムを振ったり押したりすると、現像剤がきちんと反応せず色ムラになってしまうことなどもあるようです。じっくり待つ事が一番ですね!
チェキは操作もシンプルですし、お手軽に入門できるカメラだと思います。
しかし、実は意外と注意すべき点も多かったりするんです。
せっかく物で残せるのなら、綺麗な写真がいいですよね!
この記事がチェキを楽しむ方々の参考になればいいなと思っています♪
スマートフォンで簡単に写真が撮れるこのご時世ですが、チェキを使って「記憶や思い出をモノで残す」楽しみ方をしてみてはいかがでしょうか!
彫刻の森美術館の滞在時間は1時間半程度だったのですが、全然時間が足りませんでした……。笑
じっくり楽しみたい方は2時間くらい余裕をもって行かれることをお勧めします!
現役女子大生4年目でインターンをしています。
アートが大好きで、美術館や展覧会によく遊びに行ってます。
最近ハマっていることはカレー屋さん巡りです!
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