95年製フィルムカメラ「Canon EOS 55」で朝の原宿を撮ってみた

前回、700円でフィルムカメラEOS 55を買ってきた富竹です。こんにちは。
95年製フィルムカメラ「Canon EOS 55」を700円で買ってみた

今回は、Lomographyのフィルムを詰めて若者の街・原宿の街にやってきました。作例たっぷりでお送りいたします。今回は全く同じレンズを用意できなかったので、2本のズームレンズを使って大体の画角を合わせています。

朝、明治神宮前駅

EOS 55, Lomography Color Neagative 100, EF24-105mm F4L IS USM

EOS 6D, EF 17-40mm F4L USM

フィルム→デジタルの順で掲載します。Lomography Color Negativeフィルムは若干グリーン・エメラルド的な写りをしますね。通行人が写り込んでしまった差を除いても雰囲気が全く違います。Photoshopで加工してもInstagramのフィルターをかけてもなかなか出せない発色ですね。

東急プラザ前

EOS 55, Lomography Color Neagative 100, EF24-105mm F4L IS USM

EOS 6D, EF 17-40mm F4L USM

先日の「写ルンです」と違い、今回はきちんとした５万円程度のカメラレンズを使用しているため、基本的に先鋭に写ります。フィルム特有のコントラストの強さ、グリーン系・ブルー系色の発色の良さが際立ちます。

裏通りをエモく撮る

EOS 55, Lomography Color Neagative 100, EF24-105mm F4L IS USM

EOS 6D, EF 17-40mm F4L USM

ただの古びた建物なのにエモい！
グリーン系・ブルー系に色が乗るため、外壁の赤っぽさがアンバーな黄色に代わり、窓の色がブルーグリーンに。

EOS 55, Lomography Color Neagative 100, EF24-105mm F4L IS USM

EOS 6D, EF 50mm F1.8 STM

これはピント位置が違う作例のため厳密には比較できませんが、発色の違いがよく出たカットだと思います。デジタルはグリーン系の色再現がなかなか未熟なのに対し、フィルムの発色は鮮やかの一言につきます。

ファッションエリアをクールに撮る

EOS 55, Lomography Color Neagative 100, EF24-105mm F4L IS USM

EOS 6D, EF 17-40mm F4L USM

おしゃれ。すごくおしゃれ。

EOS 55, Lomography Color Neagative 100, EF24-105mm F4L IS USM

EOS 55, Lomography Color Neagative 100, EF24-105mm F4L IS USM

おしゃれなシャツが売っていますね。

EOS 55, Lomography Color Neagative 100, EF24-105mm F4L IS USM

EOS 6D, EF 17-40mm F4L USM

もはやマネキンがおしゃれ。フィルムはデニムの風合いがとてもアメリカン！

EOS 55, Lomography Color Neagative 100, EF24-105mm F4L IS USM

EOS 6D, EF 17-40mm F4L USM

EOS 55, Lomography Color Neagative 100, EF24-105mm F4L IS USM

EOS 6D, EF 17-40mm F4L USM

表参道通り

EOS 55, Lomography Color Neagative 100, EF24-105mm F4L IS USM

EOS 6D, EF 17-40mm F4L USM

EOS 55, Lomography Color Neagative 100, EF24-105mm F4L IS USM

EOS 6D, EF 17-40mm F4L USM

まとめ

今回の現像はパレットプラザさんを利用しました。フィルム現像代が650円、データCD作成代が500円、現像の待ち時間は45分程度でした。

写ルンですとデジカメではカメラそのものの性能差がありましたが、今回は同等のレンズで撮り比べたため、よりいっそうフィルムの傾向が出た企画になりました。

高価なデジタル一眼を買っても、使わずに眠らせている人も少なくない今の時代。安価に売られているフィルムカメラを購入し、使うときだけ使う。ランニングコストはフィルム代、現像代、データCD合わせて2,000円程度。カメラ使用頻度が低い場合は、購入時の価格から価値が下がり続ける高価なデジカメを使うよりもフィルムカメラを使うほうがある意味安上がりです。

あえて今、フィルム写真を始めてみたくなりませんか！？

ネガフィルムは、どことなく古びた雰囲気を帯びた写真を撮れます。なかでもLomographyのフィルムは「さすがLomographyのフィルム、インスタ映えするなあ〜」といったところです。

それでは、楽しいカメラライフを！

Lomography Color Negative 100 35mm (3本パック)