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富士フイルムX-T3レビュー カールツァイスと組み合わせてコスプレ撮影in東京ゲームショウ2018
2018/09/22 by だい
こんにちわ、オタクライターのだいです。
富士フイルムX-T3の3本目の記事になります。前回は実写編として、「東京ゲームショウ2018」で撮影したコスプレイヤーやコンパニオンの写真をお届けしました。
前回記事:富士フイルムX-T3レビュー カールツァイスと組み合わせてコスプレ撮影in東京ゲームショウ2018
今回はその続きになりますが、どうしても知ってほしい機能があるので、その機能を深掘りしつつイベント参加のコスプレイヤーを紹介します。
関連記事:2018年9月20日発売!富士フイルムX-T3レビュー 外観編
富士フイルムの色は素敵です。これはX-T2から富士フイルムを使い続けていて、今でも強く思います。他のカメラメーカーでは味わえない、唯一無二の発色には非常にお世話になっております。特にJPEG撮って出しは素晴らしいとしか表現できません。
しかし、JPEG撮って出し時のホワイトバランスに何度と悩まされてきました。特にオートホワイトバランス(AWB)。野外は間違いなく素晴らしいのですが、室内や光が飛び散る場面、今回取材したイベントだと幕張メッセ内部では、AWBが安定しない感じがします。変な話ですが、同じ構図であってもAWBで大きく色が変わったりします。ディスプレイで見たときの写真と同じ色が表現できないので、撮影後に「アレ?」と思うことも多いです。
ケルビンを設定して色温度を自分好みに合わせる……と、できたらいいのですが、実際挑戦するも、意外と失敗することが多いです。AWBに慣れてしまったから……あとは、設定がめんどくさいというのもあります。
そんな、AWBに苦労していた人に朗報なのが、X-T3に実装されたAWB-LOCK設定です。ホワイトバランスの設定がオートのときに、ホワイトバランスを固定できます。これにより、おそらくディスプレイで見たときの写真と同じ色が出せるようになります。
こちらはAWBロックなしで撮影した、室内の写真です。
AWBロック時の写真です。ディスプレイで見た時の色になりました。
X-T3+Carl Zeiss Touit 1.8/32
X-T3+Carl Zeiss Touit 1.8/32
X-T3+Carl Zeiss Touit 1.8/32
X-T3+Carl Zeiss Touit 1.8/32
X-T3+Carl Zeiss Touit 1.8/32
AWBロックのおかげで、求めていた写真の色が出せました。AWBロックなしでストロボ撮影した写真はやや黄色くなってしまっています。これでより理想的なJPEG撮って出しができるようになったと思います。
ちなみに使用方法ですが、AWBロックをファンクションボタンに割り当てて使います。筆者はマニュアル撮影をするので、使わないAE-Lボタンに割り当てて、撮影時は押下しつつシャッターボタンを押します。
富士フイルムのホワイトバランスがどうも……と思っていた人は、X-T3のAWBロックを試してみてください。きっとその魅力が分かると思います。
X-T3+Carl Zeiss Touit 1.8/32
X-T3+Carl Zeiss Touit 1.8/32
X-T3+Carl Zeiss Touit 1.8/32
X-T3+Carl Zeiss Touit 1.8/32
X-T3+Carl Zeiss Touit 1.8/32
X-T3+Carl Zeiss Touit 1.8/32
X-T3+Carl Zeiss Touit 1.8/32
X-T3+Carl Zeiss Touit 1.8/32
コスプレからフィギュア、痛車、さらにはステージイベントなど自称日本一オタクベイントの取材を行うライター。年間100件以上のイベント取材、海外へは月1ペースで行っています。
愛用カメラは富士フイルムとニコン。
Twitter: https://twitter.com/nandakaomo
サイト: http://zakuzaku911.com/
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