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HUAWEI Mate10 ProでRAW撮影しよう
2017/12/19 by KMD
前回に引き続き、Leicaレンズを搭載した「HUAWEI Mate10 Pro」を紹介していきます。
前回記事:【Snapseed】HUAWEI Mate10 Pro単体でRAW現像しよう
今回は、モノクロームモードの解説です。
Mate10 Proは、リアカメラにLeicaレンズが2つ付いています。
1つはRGBセンサー、つまりカラー。
そしてもう一つのレンズはモノクロセンサーです。
その片側のモノクロセンサーだけを使用することで、彩度を0にするフィルターをかけた【擬似的なモノクロ写真】とは違った【本物のモノクロ写真】を撮影することが可能になります。
これこそが、Mate10 Proの面白いところであり、特徴的な機能だと思います。
モノクロの写真はカラフルな写真とは違い、アーティスティックな雰囲気を醸成します。
さらに、その瞬間の空気感をずっしりと感じることが出来ます。
そんなモノクロ撮影が手軽にできてしまうのが、Mate10 Proの良さでもあります。
実際にいくつか撮ってきましたので、作例とともに、アーティスティックな写真を撮るためのテクニックを併せて紹介していきます。
HUAWEI Mate10 Pro
網目の入ったガラス窓です。
普段見ている角度とは違う視点から撮影することで、新しい表情が見えてきますね。
HUAWEI Mate10 Pro
こちらは電気ヒーター。
思いっきり寄って撮影してみました。
モノクロモードでは、金属の反射光がギラっと光り、味が出ます。
HUAWEI Mate10 Pro
シャッターを切る瞬間に、わざとMate10 Proを動かし手ブレを発生させます。
適当な場所で撮っても、なんとなくアーティスティックな雰囲気のグラデーションが生まれます。
HUAWEI Mate10 Pro
歩きながら撮影するのも1つのテクニック。
わざと写真をぶらすことでスピード感も表現できます。
※歩きスマホは危険ですので、ご注意ください。推奨しているものではございません。
HUAWEI Mate10 Pro
作例の一枚目のガラス窓も、この手のテクニックに入りますね。
外出した際に見かける何気ないフェンスや横断歩道などを模様として捉えることで、幾何学模様が浮かび上がり、奥行きや広がりを感じさせる写真になります。
HUAWEI Mate10 Pro
HUAWEI Mate10 Pro
Mate10 Proはワイドアパーチャという、ボケ味を機械的に生み出す撮影モードがあります。
モノクロモードと組み合わせて、背景を思いっきりボカしてみましょう。
ひと味違った写真になりますね。
いかがだったでしょうか?
何気ない物や風景が、モノクロになることで一気に雰囲気が違って見えたかと思います。
また、モノクロ写真は光りの表現がとてもキレイに描写されます。
まるでデッサンのように、黒一色で明暗が表現されるのでフルカラー写真とは違った奥行きや雰囲気が現れます。
Mate10 Proを買おうか悩んでいるそこのあなた、ぜひ購入してみてください。きっと、このカメラに魅了されることでしょう。
それではみなさん、良いカメラライフを!
1992年生まれ。マジシャンを経て、グラフィックデザイナーへ転身。
趣味は写真とガジェット集め。
愛用機はCanon EOS 6D MarkⅡである。
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