イマドキ女子の必需品!一眼カメラデビューしてみた!

2018/10/11  by Camoor編集部 ゆい

こんにちは。インターンのゆいです。ただいま内定先の企業で社会人デビューに向けて勉強中の大学4年生です。

単位も取り終わり、残すは友人との思い出作り! ということで最近はよく旅行しています。旅の必需品といえば思い出を記録する“カメラ”ですよね。
この度、フィルムカメラやチェキでしか撮影したことがなかった私が、“一眼カメラ”での撮影に挑戦してみました!
何回も撮り直しできるし、最近は高性能なモノも増えてるし簡単そう~!――と、思っていたのですが……。

まずは私の初作品をご覧ください。
イマドキ女子の必需品!一眼カメラデビューしてみた!
イマドキ女子の必需品!一眼カメラデビューしてみた!

この写真たちのテーマは“ハロウィンのキャラクターにまぎれて遊ぶぐでたま”です。

いかがでしょうか。楽しさがまったく感じられない上に主役のぐでたまちゃんがジャック・オー・ランタンくんたちに見劣りしていますね。

自動でピントを合わせて背景もぼかしてくれる~簡単そう~と思っていたのも束の間の出来事でした。

まず、この写真の失敗ポイントは

・ピントが主役以外にあたっている。
・テーマが写真から伝わらない。(世界観の欠如)
・見た目が平面的

の3点が挙げられます。

では、なぜこのような問題が起きてしまったのでしょう。そして、どうすれば改善ができるでしょうか。

ピントが主役以外にあたっている

これには、レンズの「最短撮影距離より近く撮影した」ことが原因として挙げられます。

カメラはレンズによってピントを合わせられる距離が決まっているため、それより近くで撮ってしまうと今回のようにピントが合わなくなってしまうみたいです。

一眼カメラで撮影した写真と言えば、やはり背景のボケですよね。背景がきれいにボケ、主役にピントが当たると一気にそれらしい写真になります。

背景をぼかす撮影方法はモードをA(Av)<絞り優先>に設定しF値は小さくします。F値の数値を小さくするほど背景はボケます。(今回の撮影では途中からマニュアルモードで撮影しました。)

そして、先述した最短撮影距離をしっかり意識して撮影すると被写体にビシッとピントが合います。

テーマが写真から伝わらない&平面的

この問題は写真の構図が大きく関係していると考えられます。人間には見て気持ち良いと感じるバランスがあるらしく、この構図を意識することで画に奥行きが出て、雰囲気も出るのではないでしょうか。

また、今回はせっかくゲストのジャック・オー・ランタンくんたちが遊びに来てくれているので、彼らをうまく配置し、動かしていくこともテーマを伝えるために重要なことですね。

それでは、この失敗ポイントを改善するための一眼カメラならではの機能をご紹介したいと思います。

ピントの合わせ方

まずは、ご自身の使っているレンズがどこまで被写体に近づくことができるか確認しましょう。

注目するのはレンズのこの部分とカメラのこの部分です。
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このマークから、
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ここに書いてある数字の分だけ被写体に近づくことができます。
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今回使用したレンズ“Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z”の場合は0.50mと書いてあるので、マークから被写体まで50cmまで近づくことができます

被写体までの距離が最短撮影距離以下になるとピントが上手く合いません。

構図

主役をどこに配置してシャッターを切るか迷ったときは基本の構図を参考にするとバランスがよくなります。

今回は、対角線構図と、日の丸構図を使ってみたいと思います。


対角線構図

被写体を対角線上に配置する構図です。この構図は食べ物や小物を撮影するときにおすすめです。
実際にこの構図で撮影してみました! まずはわかりやすいようにオフィスにおいてあったお菓子で。
イマドキ女子の必需品!一眼カメラデビューしてみた!



一眼カメラのモニターに、縦横三本ずつ線が入っているのでそれを参考にしながら対角線上に配置しました。写真には斜めの線が入ることで奥行きが出ます。
イマドキ女子の必需品!一眼カメラデビューしてみた!



モデルのぐでたまちゃんにも対角線にスタンバイしてもらいました。
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背景のジャック・オー・ランタンくんたちが奥にいるように見えて立体感が生まれますね。おしゃれ。


日の丸構図

あえて真ん中から撮る構図で、インスタとの相性がいいです。構図を覚えれば普段からも携帯でおしゃれにパッと撮れちゃいますね。
左右対称なものやカメラ目線のものは日の丸構図がオススメです。
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この構図にするとぐでたまの主役感がぐっと引き立ちますね!



イマドキ女子の必需品!一眼カメラデビューしてみた!
モニターの線を利用して被写体がど真ん中にくるように撮影しましょう。

玉ボケ

玉ボケは、写真でよく見かける、キラキラした丸い光です。夜景や水面、イルミネーションの光などを利用して作り出します。その光源となるものを背景としての被写体にピントを合わせると光をキラキラした水玉のように写すことができます。
この技術を使うと一気にプロの写真ぽくなります。

モードをA(Av)にセットして、F値を小さい数字にして被写体と光源までの距離を離すと玉ボケを作ることができます

イマドキ女子の必需品!一眼カメラデビューしてみた!



イマドキ女子の必需品!一眼カメラデビューしてみた!
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玉ボケ+前ボケの合わせ技を使うと写真が一気にロマンティックになりますよね!

ここまで3つのポイントを解説しましたが、その習得した技術を詰め合わせて……ハロウィンパーティーが始まりました!

最初の写真より仲間も増やし、テクニックもたくさん詰め込みました。色をたくさん差し込んであげると賑やかになります。

まとめ

今回、初めて一眼カメラを使って撮影をしてみましたが……思っていたよりも難しかったです。こんなに機能があるのか……と。

しかし、今のスキルで使いこなしておくべき機能に絞って練習をしてみると、すばやく技術を習得していくことができました。時間にすると、約2時間ほどです!

ここで、今回私が学んだポイントをおさらいします。

・ピントの合わせ方
・構図
・玉ボケ

この3点を習得できれば、画作りの幅が広がります! まずはひとつずつ丁寧に練習していきましょう。

これまでスマホのカメラやフィルムカメラを好んで使っていたのですが、初めて一眼カメラを使ってみたことで色々な世界観を自分次第で創り出せることを知り、世界がとても広がりました。

皆さんも一眼カメラで作品の世界を広げましょう!

Camoor編集部 ゆい

インターン中の現役女子大生。
小学生のころからのアイドル好きで、毎日動画や写真を観ては元気をもらっています。
趣味はカラオケで覚えた振り付けを歌って踊ること!
生まれ変わったらアイドルになります!

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