- コラム
【オールドレンズ作例】SMC Takumar 28mm F3.5で撮る東京都千代田区「丸の内」
2018/04/24 by 編集部 ともりん
どうもー! Camoor編集部 ともりんです。レンズ買っちゃいました。オールドレンズです! 「Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5」です!! SONY α7ⅱを持っていたらオールドレンズ遊びしたくなりますよね。今回はこのレンズで埼玉県さいたま市にある「鉄道博物館」の展示物を撮ってきました。まずは、レンズの紹介からスタートです。
左:Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z 右:Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5
Carl Zeissの「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z」とASAHI PENTAX「Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5」を並べてみました。
「Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5」はとてもコンパクト!
アダプターを装着しても、「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z」より小さいです。ちなみにフィルター経は両方とも49mm。以前購入したPLフィルターが「Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5」でも使えるのはうれしいポイント。
SONY α7ⅱに装着してみました。かっこいい!! オールドレンズはメカ感がいいですよね。焦点距離28mm、F3.5。スペック的に面白みは少ないレンズですが、どんな写真が撮れるのか。
「鉄道博物館」にやってきました。まず目に飛び込んできたのは蒸気機関車。
SONY α7ⅱ, Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5
焦点距離28mmの画角は広く被写体の近くで撮影してもしっかり全体が写ります。色についてはコントラストが高めでオレンジ系が綺麗に出ている印象です。レトロなものをレトロなレンズで撮る、わくわくしますね。
展示物の説明もしていきます。こちらは国指定重要文化財・鉄道記念物「1号機関車」、1871年にイギリスで製造され日本に輸入された日本初の蒸気機関車です。小さくてかわいい。機関車トーマスみたいです。
SONY α7ⅱ, Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5
こちらは1881年に製造された鉄道記念物「善光号機関車」、日本初の私設鉄道、日本鉄道会社で使われた蒸気機関車です。黒い車体にゴールドのパーツと赤のプレートが映えますね! 高級感があります。
SONY α7ⅱ, Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5
館内中央まではレールが敷かれています。その先にあるものは。
SONY α7ⅱ, Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5
1940年に製造された「C57形式蒸気機関車」です。この機関車、サイズが圧倒的です!
SONY α7ⅱ, Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5
動輪経がすごい! 1,750 mmもあります。日本人成人男性の平均身長より大きい。
SONY α7ⅱ, Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5
SONY α7ⅱ, Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5
鉄旅オブザイヤーの企画、“鉄旅インスタ”で女子鉄アナウンサーの久野知美さんが紹介されていた撮影ポイントを踏まえてフォントも撮影しました。
関連記事:カメラ好きも抑えたい旅が登場した「鉄旅オブザイヤー2017」授賞式をレポート
次は旧国鉄時代の車両が展示されているコーナーへ。
SONY α7ⅱ, Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5
SONY α7ⅱ, Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5
SONY α7ⅱ, Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5
SONY α7ⅱ, Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5
SONY α7ⅱ, Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5
丸いライト、しっかり塗装された車体、長い鼻、重厚感。昔の電車は見ているだけで楽しいです。
14:45頃、イベントのアナウンスが。館内中央に展示されている「C57形式蒸気機関車」の汽笛が鳴る、転車台が動くとのこと。これは行かねばなりませんね。
SONY α7ⅱ, Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5
14:50頃に柵が閉じられ、転車台を動かす準備が始まりました。
SONY α7ⅱ, Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5
15:00、館内に「C57形式蒸気機関車」の大きな汽笛が響きます。間近で聞くと腹に響きます! でも美しい音なんです。汽笛を合図に転車台の回転がスタート。
SONY α7ⅱ, Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5
SONY α7ⅱ, Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5
ぐる〜っと1周、その間約10分。回転中に解説員の方が機関車に関する解説をしてくれます。大迫力のイベントです!
こちらのイベントが終わった後は新幹線を見に行きました。
SONY α7ⅱ, Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5
世界初の高速鉄道「0系新幹線」です。丸目、丸鼻がかわいい! この展示車両、運転席に座れるんです。通勤電車の運転席は先頭車両に行けば覗けますが、新幹線のものは見る機会なんてないのでテンション上がります。
SONY α7ⅱ, Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5
SONY α7ⅱ, Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5
こちがら運転席からの景色です。高い! 見晴らしが良い! 感激でした。
SONY α7ⅱ, Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5
二階から全景をパシャリ。
最後にジオラマの展示を見ました。
SONY α7ⅱ, Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5
SONY α7ⅱ, Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5
SONY α7ⅱ, Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5
流し撮りチャレンジ。はい、もっと練習します……。
いかがでしたか。オールドレンズは現代のレンズにはない味のある写り方をするので楽しいです。撮って出しでインスタ風の写真になりますね。あとゴツゴツしたデザインが最高。触っているだけで幸せになります。今回のレンズ、購入価格は約7,000円。安い……! SONY α7シリーズをお使いの方には本当にオールドレンズ遊びオススメです! 今回は室内の撮影でしたので、次回は外に持ち出してみます。
Webディレクター兼編集者、たまにライター。愛機はSONY α7Ⅱ。ミラーレスなのにフルサイズ機なところがお気に入り。
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