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話題の中華ストロボを使ってみよう!GODOX AD200+専用ソフトボックスAD-S7レビュー in 上海
2018/05/28 by だい
こんにちわ、オタクライターのだいです。
カメラ好きなみなさん、ストロボは得意ですか? 様々なカメラを触り、取材でカメラを使ってきた筆者ですが、実はストロボを扱うのが苦手。基本はニコンや富士フイルムの純正クリップオンストロボを使ってきましたが、どうもうまく扱えない……一方で、2灯以上を扱う場合、純正のストロボの場合コストがかかるというのも問題がありました。
そこで、サードパーティー製に手を出しました。購入したのはGODOX WISTRO AD-200 TTL(以下AD200)です。
中国メーカーGODOXのワイヤレスフラッシュとして、日本では2017年7月28日にケンコープロフェショナルイメージングより発売されたAD200。最大出力は200Ws、本体は重量560gかつ厚さ5cmというコンパクトさ。また、大容量リチウムバッテリーを搭載し、フル発光で500回使用可能、リサイクルタイムはフル発光でも2.1秒と速いのが特徴です。
さらにコンパクト設計ながら、スピードライトヘッドとフラッシュチューブヘッドの2種類が用意されていて、スピードライトヘッドはLEDによるモデリングランプを内蔵し、またフラッシュチューブヘッドは専用ソフトボックスなど各種アクセサリーが使用できます。
スピードライトヘッド
フラッシュチューブヘッド
基本的な使い方は、別売りのワイヤレスフラッシュトリガーを使用しカメラから離して利用。そのため、ライトスタンドとの相性が良いです。コスプレ界隈では「安さと使いやすさ」で非常に人気のストロボ。スタジオ撮影会やコスプレイベントなどでよく見かけます。
筆者はライトスタンドを持たずに右手にカメラ、左手にAD200というスタイルで利用しています。購入してから1ヶ月ほどが経ち、様々なイベントで利用してきましたので、感じたメリットをレビューします。
AD200は、Amazonなどでは実売価格35,000円ほど。利用にはワイヤレスフラッシュトリガーが必要ですが、こちらは5,000円ほどと、それほど高くありません。純正ではニコンのSB-5000と富士フイルムEF-X500を所有していますが、どちらよりも安いです。
安価な製品ですが、機能は充実。TTLでの撮影に、ハイスピードシンクロが使用可能。そのため野外での人物撮影時には非常に役立ちます。
そして、設定は本体でも可能ですが、ワイヤレスフラッシュトリガーでフラッシュモードの変更や光量調整が可能なのもGOOD。非常に使いやすいです。
このサイズでこんなにもパワーあるの!? と感じるほど、強力な光量を体感できます。
これがAD200……というか、GODOX最大のメリットではないかと思います。というのも、複数のメーカーのカメラを持っている場合、メーカーごとにワイヤレスフラッシュトリガーを変えることで、どのカメラでもGODOX製品が使えるようになります。
筆者はニコンと富士フイルムのカメラを使っていますが、どちらでもAD200が使用可能です。特に富士フイルムの場合、純正のストロボEF-X500が1灯だけの場合ワイヤレスで使えない(多灯使用時は使用できる)ので、富士フイルムユーザーとしてはまずチェックしておきたいストロボだと思います。
以前に書いたポートレート記事の写真の一部は富士フイルム+AD200の組み合わせで撮影しています。
関連記事:英国イケメンレイヤーで人気!富士フイルムを愛用するBillyさんとともに渋谷・原宿ポートレート
発光後から次の発光の準備までの時間が短いので、比較的連続して撮影ができます。純正であればそれほど意識しなくてもいいのですが、一部サードパーティー製ではリサイクルタイムが長かったり、途中でオーバーヒート対策で数分使えなくなることもあります。AD200では今のところ連続で問題なく使えます。
このパワーを考えれば十分小さいとも言えますが、一方で手持ちで使う場合にはバッテリー込みで900gと重いです。ディフューザーをつければ1キロを超えてしまいます。
ライトスタンドにつける、または誰かにAD200を持ってもらうのであれば問題ないです。
カメラのアクセサリーシューに取り付けることはできません。もし装着できたとしても重くて大変だと思います。
グリップを装着して持ちやすくしています。
正直、もっと早くAD200を知っていれば……と後悔するほど、使い勝手が良いです。ワイヤレスでストロボを使うということを考えるなら、まず選択肢としてアリなんじゃないかと思います。
ちなみにGODOXでは、コンパクトなTTシリーズやV860なども発売していて、価格も1万円前後と安いです。こちらも合わせてチェックしてみてください。
【正規品 技適マーク付き】GODOX Xpro-S 送信機 TTL2.4Gワイヤレスフラッシュトリガー 遠隔制御 高速同期 HSS 1 / 8000s Xシステム Sony一眼レフカメラ対応
Godox Ving V860IIC GN60 リチウムイオンフラッシュ/電波法認証取得
コスプレからフィギュア、痛車、さらにはステージイベントなど自称日本一オタクベイントの取材を行うライター。年間100件以上のイベント取材、海外へは月1ペースで行っています。
愛用カメラは富士フイルムとニコン。
Twitter: https://twitter.com/nandakaomo
サイト: http://zakuzaku911.com/
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