瞬間というコマを繋ぐ、“ラプス”な日常

2017/08/1  by ジョニー・G

ご無沙汰しております。

が、挨拶としてしっくりくる、Johnny・Gです。

前回、家の玄関を開けたらそこに幸運の白いヤモリがいた。

果たして、白いヤモリを見るとその後本当に
幸せが訪れるのか?

関連記事:瞬間を繋ぐ、“動画”の魅力

というお話をさせて頂きましたが、

それではさっそく本題に入りたいと思います。

TOKYO LAPSE

東京・新宿エリアのタイムラプスムービーです。

タイムラプス撮影は、皆さんご存知の方も多いと思いますが、
一定間隔で撮影した画像を繋いでムービーを作る撮影方法”ですね。

最近のiPhoneであれば既に標準機能として撮影
できるので試したことのある人も多いかもしれません。
(撮影可能な時間はだいぶ限られますが、、)

この撮影方法を使うと、見て頂いて分かる通り、
普通の人の流れや、車の移動ですら面白くなります。

また、人の映り込みを魅力に変えられるという
メリットもあります。

僕は自称ゲリラ街撮りニストなんですが、
人の映り込みって、申し訳なく感じますし、
作品としてもうーん。となって
しまうんですよね。。

そんな時にこのタイムラプスは非常に有効な
撮影方法です。

ので、人が多い場所では、まるで自慢の刀を抜くかの如く
颯爽と設定をタイムラプスモードに変え、

「大丈夫!みんな誰が誰だか分からない感じになるんだぜ!
Take it easy!」

と心の中で皆さんに語りかけながら撮影を行っています。

注意点として、念の為ですが、
全く風景に動きの無いものには有効では無いので、
これからトライする皆さんはご注意ください。

また、タイムラプスは
撮影画像数がめっちゃ膨大になり、SDカードを圧迫する
その場にしばらく張り付かざるを得なくなる

という撮影方法の為、安易に刀を抜くと自分が怪我する
諸刃の剣的な立ち位置であることご注意ください。

例えばフレームレート30(1秒に30コマ)の動画を作るとして、
3秒間隔で撮影してラプるとします。

ということは、たった1秒のシーンを作るのに、
3秒×30枚=90秒を投資するわけです。

であるならば、
10秒の動画を作るのに、900秒=15分!

15分ですよ! “10秒”の為に、
もちろん自宅という絶対的な安全が確保できる場であれば、
その場を離れることはできますが、屋外だと無理です。

自分もTOKYO LAPSE撮影時は、
ただただ撮影後のオモロイ映像が出来ることを希望の灯として、
横でぼーっとしたり、誰から連絡が来てる訳でも無いのに
SNSを何度も開いたりして凌いだものです。

上記理由により、これからタイムラプス撮影をする際には、
その10秒の為に、有限となる人生の貴重な15分を
本当に投資すべきなのか?

ということを今一度、しっかりと自分に問いかけて頂きたいです。
何より、完成後のイメージを持ってから撮影することをお薦めいたします。

タイムラプスでメジャーな映像として、
夜→朝焼け→朝

みたいな景色をバーンとやるものがありますが、
あれなんかは、高層階のホテルとか宿泊して、
寝る前にセットして、とかやってるんでしょうかね……憧れます。

ただ、タイムラプスは本当に面白い絵が撮れるので、
撮影後の満足度は高いです!

TOKYO LAPSEを見て分かる通り、信号待ちのシーンで、
一定間隔で人が止まり、流れ、止まり という様な
普段意識しない規則的な動きを感じられるのは、
タイムラプスだからこその魅力でしょう。

僕らって、実は凄い規則の檻の中で生活しているんだな〜と
しみじみ感じますよね。

感じませんね!

では、みなさんも是非ぜひタイムをラプスしてみてください!

Panasonic ミラーレス一眼カメラ ルミックス GH5 ボディ ブラック DC-GH5-K

ジョニー・G

見るもの全てがフォトジェニックに見える超ポジティブハッピーパーソン。
愛機GH4を片手に、街中に潜む被写体をハントする冒険に出ている。

日本ジェニカライズ協会会長を自称する。

最近ついに、twitterを始める。
https://mobile.twitter.com/J_G1001

この記事を友達にシェアしよう!

関連記事

ランキング