- コラム
脅威のF0.95を楽しもう!中一光学「SPEEDMASTER 35mm F0.95 II」を富士フイルム「X-T2」でレビュー
2018/01/12 by だい
こんにちわ、オタクライター・だいです。
突然ですが、みなさんはスマートフォンのカメラにこだわっていますか? 筆者はイベント取材の保険として、HUAWEI(ファーウェイ)のスマートフォン「HUAWEI P10」を利用しています。あくまでメインカメラが使えなくなったときなどに使うのですが、それでは非常にもったいない! というわけで、今回紅葉撮影に利用してみました。
「HUAWEI P10」は、中国に本社のある通信機器メーカー「HUAWEI」から2017年6月に発売されたAndroid端末です。スペックは以下の通り。基本的なスマホの機能は割愛しますが、性能としてはトップクラスです。
メーカー | HUAWEI |
---|---|
発売時期 | 2017年夏モデル |
画面サイズ | 約 5.1インチ フルHD(1080×1920), IPS |
CPU | HUAWEI Kirin 960 オクタコア (4 x 2.4GHz A73 + 4 x 1.8GHz A53) |
OS | Android 7.0 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
カメラ画質 | 背面:1200万画素カラーセンサー + 2000万画素モノクロセンサー 前面:800万画素 |
4K撮影対応 | ○ |
撮影用フラッシュ | ○ |
micro SD スロット | ○ |
SIMカード | Nano SIM x 2 |
通信(LTE) | [SIM 1] FDD-LTE : B1/2/3/4/5/7/8/9/12/17/19/20/25/26/28/29 TDD-LTE : B38/39/40/41 キャリアアグリゲーション:2CA/3CA対応 WCDMA : B1/2/4/5/6/8/19 GSM:850/900/1800/1900MHz [SIM 2] WCDMA, GSMの上記周波数(音声通話のみ) |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac(2.4/5.0GHz) |
Bluetooth | v4.2 |
バッテリー | 3,200mAh |
入出力端子 | USB Type C |
サイズ | 145.3 mm × 69.3 mm × 6.98 mm |
重量 | 145g |
本体カラー | ダズリングブルー、プレステージゴールド、ミスティックシルバー、グラファイトブラック |
価格 | 約6万円(2017年11月の時点) |
注目すべきポイントはライカ監修のダブルレンズ仕様であること。1200万画素カラーセンサー、2000万画素モノクロセンサーがあり、スマホとしては十分すぎるカメラ性能を持っています。光学式手振れ補正のおかげで安心感があるのもGOOD。
「P10」シリーズには、大画面となった「P10 Plus」や、コスパ抜群の「P10 lite」が存在しています。「P10 lite」はダブルレンズとなっていませんが、「P10」「P10 Plus」ともにダブルレンズとなっています。そして「P10 Plus」はF1.8のレンズが付いているので、暗所撮影や大きなボケが欲しい方は「P10 Plus」をオススメします。
そんな高性能カメラを持つ「P10」ですが、実は筆者の用途としてはテザリングがメイン。国内では格安simを利用し、海外でも専用simを入れてネットをするために利用しています。また「iPhone 7 plus」をメイン端末で利用しているため、「P10」をカメラとしてはあまり使っていませんでした。
今回、紅葉を撮影したことでそのイメージは変わりました。「P10」、最高です。
Lightroomで調整
撮影場所はニコン「D850」で撮影したときと同じ、群馬県伊香保温泉周辺。
関連記事:【ニコンD850】群馬の紅葉名所を巡る 真っ赤に染まる伊香保温泉「河鹿橋」を撮影
最初は特に設定をせずそのまま撮影。明るさをLightroomで調整しています。黄色く染まる木々が非常に美しいです。
こちらも設定を変更せずそのまま撮影。もう少し色鮮やかな光景を撮影したいなぁ……と感じたときは、デフォルトのカメラアプリで彩度やコントラスト、明るさを調整できます。
彩度とコントラストを調整。
赤と黄色の紅葉が、より色鮮やかになりました。
こちらも彩度とコントラストを調整しました。簡単な設定でこのように写真を加工できるのも、「P10」の魅力ですね。
河鹿橋と一緒に撮影。個人的にインスタ映えしそうな写真になったかなと感じています。
「P10」のカメラには、ワイドアパーチャ機能とポートレート機能が存在しています。ワイドアパーチャ機能は、撮影時に被写界深度を調節できる機能で、簡単に言えば「ボケを作り出す」機能です。ポートレート機能は、人物撮影のための機能で、肌調整を行ったりキレイにぼかす機能などが備わっています。
今回は風景でボケを楽しむということで、ワイドアパーチャ機能を使ってみました。
今回は中間のF4相当で撮影しました。後ろの落ち葉のボケがキレイになっていると思います。
アパーチャレベルは0.95〜16まであり、よりボケを味わいたい場合はF0.95相当で撮影し、パンフォーカスで撮影したい場合はF16相当で撮影してみるといいと思います。
ちなみにアパーチャレベルを上げすぎると、やや不自然なボケになってしまうことがあるので注意してください。
「P10」で撮影した写真、いかがだったでしょうか。ここ最近はスマホカメラの性能が格段に上がっていて、ダブルレンズ装備のスマホも増えてきました。撮って出しでは「iPhone 7 plus」より「P10」のほうがいいと感じました。また値段で考えても大きな差があります。是非とも、「P10」を体験してみてください。
ほかにも、紅葉や秋を感じられる写真をパシャリと撮影してきましたのでアップします。これだけのキレイな写真を、気軽にスマホカメラで撮影できるので、常にポケットに入れておきたいところですね。
コスプレからフィギュア、痛車、さらにはステージイベントなど自称日本一オタクベイントの取材を行うライター。年間100件以上のイベント取材、海外へは月1ペースで行っています。
愛用カメラは富士フイルムとニコン。
Twitter: https://twitter.com/nandakaomo
サイト: http://zakuzaku911.com/
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