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こんなものまで被写体に!? 〜マクロレンズで遊ぼう〜
2017/06/2 by 富竹次郎
こんにちは、マクロレンズの記事を書いてから新しくマクロレンズを増やした富竹です。
関連記事:こんなものまで被写体に!? マクロレンズで遊ぼう
前回、マクロレンズでありんこや小花など公園のものを撮ってきましたが、この梅雨の季節、マクロ撮影でこんなものまで被写体になるよ! というご紹介をしていきたいと思います。
Canon EOS 6D, EF100mm F2.8 Macro USM
とある撮影終了後、筆者は天空の城に思いを馳せながらバスに乗って帰宅途中でした。すると突然の雷雨で、バスの窓が雨の雫で濡れてきました。キュピーンとひらめいたんです。「これ、被写体になるんじゃね?」と。
Canon EOS 6D, EF100mm F2.8 Macro USM
撮り方はかんたんです。
ピントを窓の雫に合わせて、手ブレしないように気をつけてシャッターを押すだけ。マクロ撮影の場合はオートフォーカスが効きにくいので、思い切ってマニュアルフォーカスでピント合わせをしましょう。絞り開放にして後ろの光景をボカすことで、しっとりとした情景を描き出せます。
Canon EOS 6D, EF50mm F1.8 STM
このレンズはマクロレンズではありませんが、通常の50mmよりも寄れるタイプの開放F1.8なので、マクロレンズのように雫にピントを合わせて後ろを大きくぼかすことができます。100mmよりは背景の輪郭がわかり、なんかChill outな雰囲気になりますよね。
Canon EOS 30D, Voigtlander SL Macro-Apo-Lanthar 125mm F2.5
街路樹の植え込みに蜘蛛の巣が張られていて、雨の雫が乗っている光景を見たことがありませんか? これを、マクロレンズの最大限度まで寄って撮ってみました。すると、驚くべき結果に……!!
Canon EOS 30D, Voigtlander SL Macro-Apo-Lanthar 125mm F2.5
Canon EOS 30D, Voigtlander SL Macro-Apo-Lanthar 125mm F2.5
水滴がまるでガラス玉のような美しさに。
いかがでしょうか、マクロレンズの描写。こうした緻密なピント合わせが必要なシチュエーションでは、オートフォーカスは期待できません。必ずマニュアルフォーカスで撮りましょう。
また、繰り返しになりますが本当に手ブレしやすくなっているので、ISO感度を上げて、手ブレしないように気をつけて撮ってくださいね。
それでは、楽しいカメラライフを!
フリーのカメラマン。1988年生まれ。2010年より写真家・水谷幹治に師事し、純喫茶・ドヤ街・商店街など滅びゆく昭和をテーマに作品制作を行う。
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