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水滴を被写体にして梅雨を楽しむ! 〜マクロレンズで遊ぼう〜
2017/06/16 by 富竹次郎
みなさん、カメラをいつもどこに置いていますか?
実は、カメラの保管場所ってとても大事なんです。
湿気が多い今の季節、風通しの悪いところでレンズ放置していると、なんとガラス表面や内部ににカビが生えてしまうことがあります。
実は筆者も一度夏場にレンズをカビだらけにしたことがあります。カメラバッグに入れっぱなしにして窓際に数日放置していたら、レンズの表面に拭いても取れない汚れが……。
そう、カビでした。
一度カビが生えてしまうと、元に戻せません。
レンズの性能を支えている表面コーティングが剥がれてしまい、逆光に弱くなったり、シャープに写らなくなってきます。
メーカー修理も有償になったり、完全には直せないことがほとんどです。
数万円もしたレンズやカメラが、夏のレジャーの季節に使えない、というのは嫌ですよね。
ということで、梅雨の季節におすすめのカメラ、レンズ収納方法を紹介します。
ドライボックスは、プラスチックの密閉容器の中にシリカゲル(防湿材)を入れて収納できます。
お米の密閉容器に似ていますね。
まるごと棚の上に置いてしまっても大丈夫なので、カメラ機材の数が少ない人や、家具のスペースを節約したい人にオススメします。
シリカゲルは安価ですが消費期限があるので、できるだけまめに交換する必要があるのがデメリットです。
防湿庫は、カメラの機材が多く、たくさんのレンズやカメラ用アクセサリーを収納するのに向いています。
これからどんどん機材を増やしていく予定のある人は、是非ともこちらをオススメします。
大きな金庫に似た見た目で、カメラ機材の数に応じてラインナップが豊富です。
自動でカメラにとって最適な湿度に保ってくれるので、一度置くスペースさえ確保してしまえばメンテナンスフリーな点が大きなメリットです。
湿気はカメラの大敵です。
一番大切なのは、風通しのいい状態をキープすることです。
防湿庫やドライボックスを手に入れるまでは、壁にやコートかけにかけたり、デスクの上などできるだけ目のつく場所に置いて
毎日気にかけてあげましょう。
それでは、楽しいカメラライフを!
HAKUBA ドライボックスNEO 5.5L + 乾燥剤 + 他メンテナンス用品3点セット HTMB-YM
防湿庫 トレー高さ調整自由自在 容量51L
フリーのカメラマン。1988年生まれ。2010年より写真家・水谷幹治に師事し、純喫茶・ドヤ街・商店街など滅びゆく昭和をテーマに作品制作を行う。
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