縦位置グリップは必要か? メリットとデメリット

2017/07/27  by 富竹次郎

こんにちは、富竹です。

みなさんのカメラは、どんなカメラですか?

コンパクトなカメラ。ややごついカメラ。

カメラの見た目って大事ですよね。ゴツくてプロっぽいカメラにしてみたいというあなたに、縦位置グリップをご紹介したいと思います。

縦位置グリップとは

縦位置グリップは、カメラを縦位置にした時握りやすくするためのグリップです。一眼レフカメラやミラーレス一眼には、カメラの電池蓋を取り外して、ガチャリと装着することでカメラをゴツくする縦位置グリップが販売されています。

基本的には純正の縦位置グリップを装着することがベストなのですが、なかには案外純正並みに使うことのできる互換品もあります。

純正も互換品も使ったことがありますが、互換品のバッテリーグリップはシャッターボタンの感触やグリップの表面が少し純正に劣る以外、ほとんど不満がありません。

どちらを選ぶかはお好みで。

縦位置グリップのメリット

EOS-1Dシリーズや、Nikon D5シリーズといったフラッグシップカメラは縦位置グリップがはじめからついていて、バッテリーも大型です。

バッテリーグリップをつけたミドルクラスの一眼でも、一般の人にはわからないため、「凄いカメラ持ってますね!」なんて声をかけられたりします。見た目って重要ですね。

ほかにも、こんなメリットがあります。

・バッテリーの持ちが良くなる
・カメラの耐久性を高める

縦位置で撮る時はカメラを90度回転させて撮りますよね。回転させても横位置と同じ位置にシャッターボタンが来るため、非常に撮りやすいです。特に、ポートレート撮影をする方は便利さを実感できます

また、縦位置グリップの中にはバッテリーを2個、または単三電池を使えるため、バッテリーが通常より長持ちするんです

特に、急なバッテリー切れの際も、単三電池ならどこでも入手しやすいです。

よく三脚に立てて撮影する人は、三脚座へのキズを気にせず使うことができます。三脚につけたり外したりしていると、必ずといっていいほどカメラの底に三脚の痕が残ってしまうんですよね。

縦位置グリップのデメリット

縦位置グリップ 下から
・かさばる
・重くなる
・重心が高くなる
・ケースがつけられない

こんなデメリットがあります。バッテリー二個ぶん装着できるため、どうしても大柄に、重くなってしまうんです。

そして、三脚につけて下に向ける場合、カメラの重心が高くなるため、気をつけて使わないと三脚ごと転倒してしまうリスクがあります。

そして、オシャレなカメラケースを気に入ってつけている人は、残念ながらそれを外さなければなりません。

まとめ

筆者は主にケースの理由でつけなくなりましたが、ぶっちゃけ、縦位置グリップのついたカメラはかっこいいですよ。
縦位置グリップ

買ってから悩むもよし。

それでは、楽しいカメラライフを!

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富竹次郎

フリーのカメラマン。1988年生まれ。2010年より写真家・水谷幹治に師事し、純喫茶・ドヤ街・商店街など滅びゆく昭和をテーマに作品制作を行う。

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