- テクニック
雨の日の夜は足元を撮れ! 水たまり構図のすすめ
2017/07/7 by 富竹次郎
こんにちは、クリームソーダ専門追っかけ写真家の富竹です。
暑い夏、純喫茶。ご注文はクリームソーダで決まりですね。
今回は喫茶店でのテーブルフォト、ほんのちょっとしたテクニックをご紹介します。
喫茶店内は暗いところが多いため、必然的に絞りを開くことになると思います。が、この写真、背景はぼかしたものの色々写り込んでおりクリームソーダが引き立っていません。
誰かと一緒にクリームソーダを2つ頼むと、背景にお連れさんとお連れさんのぶんのドリンクが写り込んでしまい、主題がぶれてしまいます。
クリームソーダを撮るためには、一人で行きましょう。
クリームソーダの写真ではなく記念写真としては合格かもしれませんが、ストイックにクリームソーダを撮るためには、一人で飲みに行く心の強さが大事です。
構図は決まっていて、すべてが収まるように写しましょう。
てっぺんのクリームから、足元のソーダのコースターまで、切れることなく写し込みましょう。フルサイズ換算35mmから50mmくらいのレンズがよいでしょう。
何店舗か撮るとわかりますが、スプーンにもグラスにもコースターにもお店ごとの個性があるんです。
これはクリームソーダに限らず、人物以外のものを写すときは、意図して切り抜く場合を除き、全体図を構図内に収めてあげた方が良いです。かき氷でも、パフェでも、カクテルでも、銅像でも。
あんまりバシャバシャ撮影しているとお店の迷惑になる場合がありますので、1〜2枚パパッと撮ったら食べ始めましょう。溶けてしまいますからね。
以上、クリームソーダの撮り方でした。
それでは、楽しいカメラライフを!
フリーのカメラマン。1988年生まれ。2010年より写真家・水谷幹治に師事し、純喫茶・ドヤ街・商店街など滅びゆく昭和をテーマに作品制作を行う。
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